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借金をしているギリシャが強気な理由

借金をしているギリシャはなぜ強気な姿勢を示しているのだろう?と思ったらそれをテレビ番組で説明していました。

ギリシャの借金

ギリシャはいろんな所から多額なお金を借りていて、総額で約43兆8000億円のものぼるということです。

貸し手 金額
IMF(国際通貨基金) 約2兆9680億円
ECB(欧州中央銀行) 約2兆7720億円
ユーロ各国 約7兆7720億円
欧州金融安定メカニズム 約18兆3260億円
その他 約12兆3280億円

なぜ多額の借金をしたのか?

ギリシャは以前のドラクマ通貨では高い金利でないと借金できなかったが、

ドラクマ 国際の金利19%
↓↓↓
ユーロ 国際の金利3%

ユーロに変わり金利が3%となり、借金をしても返済する金額が減って、借りやすいのでたくさん借りてしまった。

借金の返済期限

返済期限日 貸し手 金額
6月30日 IMF 約2200億円
7月13日 IMF 約600億円
7月20日 ECB 約4800億円
8月20日 ECB 約4400億円

ない袖はふれない感じですね。

強気な理由

↓お金を借りる時の流れ

ECB(欧州中央銀行) → ギリシャ中欧銀行 → ギリシャ四大銀行(ナショナル銀行・ユーロバンク・アルファ銀行・ビレウス銀行)

ギリシャ政府はいざとなれば 上記の銀行からお金を借りればいいという思いがある。

ドイツがギリシャに7兆8400億円(500億ユーロ)を貸している。
ドイツの銀行=ギリシャの国債大量保有、民間が保有している国債は踏み倒される心配がある。
これはまずいと、国が買い取ることでこれを阻止 → ドイツは多額の税金を投入している

ドイツはギリシャを破綻させ7兆円以上もの税金を溝に捨てるような事はできないと確信している

借金はしている方が有利?

借金は額が多ければ多いほど借り手側が有利。
金額が少なければ貸し手側が有利に展開する

こちら(ギリシャ)が破綻して借金を返せなければ、困るのはそちら(ドイツ)ですよ?と強気ということです。

借金を踏み倒してもいいと思っている?

債務不履行で困るのはほとんど外国人ギリシャ国民は被害は少ない

EUから提案されている構造改革のような厳しい条件を無理してのむ必要もない

ギリシャの国債

ギリシャの国債の主な保有国

保有国 金額
イタリア 約478円
イギリス 約348円
アメリカ 約334円
ドイツ 約263円
スペイン 約48円
フランス 約24円
日本 約15円
合計 約1700億円

日本は他の国に比べて、ギリシャ国債をそんなに買っていなくて安心だと思っていたら、そうでもなく、 IMF(国際通貨基金)は約3兆円をギリシャに貸していて、その出資国第2位の日本は6%出資しているので、 約2000億円ほど貸してしまっている状態ということです。

そんなギリシャが国民投票をする

ギリシャが破綻してもなんの痛手も負わないギリシャ国民に投票をまかせてしまったら、
当然、EUからの構造改革を受け入れない方に投票するのではないでしょうか。

借りたもの勝ち?

さすがに40兆円の借金なので、踏み倒して終わりというわけにはいかないでしょう。

EUはギリシャ国民を説得

EUのユンケル欧州委員長は、国民投票で賛成票を投じるように呼びかけている

今の状態では厳しい感じがしますね。

投票後は?

構造改革に賛成 → チプラス首相退陣
構造改革に反対 → チプラス首相続投


借り手が強気に出ているという不思議な現象が発生していますね。

ギリシャ危機の真実 ルポ「破綻」国家を行く Mainichi Business Books

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