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「平成元年」と「平成27年」の「花火」の差 : この差って何ですか?

テレビで、「平成元年」と「平成27年」の「花火」の差を特集していました。

花火の色の差

平成4年に差が生まれた。

平成元年

色の数:青色赤色緑色紫色黄色銀色金色7色

平成4年

色の数:青色、赤色、緑色、紫色、黄色、銀色、金色の7色 に、
水色オレンジレモンイエローピンク の4色が加わり、合計11色の花火が可能になった。

花火の色を決めるのは「」と呼ばれる黒い玉で、小さな粘土の玉に水で溶かした火薬を付着させる。 火薬に入っている化学薬品が花火の色を決める。

青色・・・銅
赤色・・・炭酸ストロンチウム
緑色・・・硝酸バリウム
紫色・・・カリウム
黄色・・・ナトリウム
銀(白)・・・アルミニウム
金(錦)・・・チタン合金

平成元年は1つだけ化学薬品を使用。
平成4年は2つ以上の化学薬品を配合。

2種類以上の化学薬品を混ぜるのは危険だが、
化学の知識を持った花火職人が増えてきたことで、新たな4色を生み出すことができた。

なぜ、危険をおかしてまで4色を作ろうとしたのか?
明るくなってきた街のネオンに負けない職人魂が新たな花火の色を生んだ。

花火のスケールの差

平成6年に差が生まれた。

打ち上げている連発花火の端から端までの距離を計ってみると・・・

平成元年・・・400m
平成27年・・・2km

コンピューターの導入ができるようになったのが大きい。
電気信号が短い単位であちこちから呼び出せる。

平成元年・・・筒と筒の間を即火線という線で繋いで打ち上げていった。1秒間に約10mしか進まず2km進むのに約3分かかり現実的ではなかった。よってスケールには制限があった。
平成6年・・・コンピューターシステムの導入で同時に複数の花火を発射することができるようになり、ボタン1つで広範囲の打ち上げが可能になった。

花火のデザインの差

平成10年に差が生まれた。

平成元年・・・ハートの形
平成27年・・・ネコ、ウマ、シカ、ウシのような複雑な形

進化の理由は、「球自体の制作技術」と「打ち上げる技術」と両方にある

以前は、打ち上げの際に、球が回転して水平な状態になったりすると、形が正常に見えないことがありました。 平成27年には球の回転をおさえられるようになり、お客さんの正面に花火を開かせることが可能になった。

花火の色の差、その2

平成23年に差が生まれた。

部分的に花火の色を変化させる技術も生まれた。