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「墨田区」と「隅田川」の差 : この差って何ですか?

テレビで、「墨田区」と「隅田川」の「すみの漢字」の差を特集していました。

これは、地名に「」という漢字が使えたかどうかの差だということです。

墨田区が生まれるまで

江戸時代の古地図では、隅田川は「隅」の字が使用されていた。

1932年10月〜 東京には23区ではなく、35区があった。

東京の行政区画-大東京35区物語

大東京35区物語-15区から23区へ-東京23区の歴史

1947年3月〜 東京35区を23区にした。

この時、「本所区」と「向島区」を合併し名称をつける時に、人気投票を行われた。 その際、1位になったのが「隅田区」だったしかし、この隅という字はつかえなかった。

「隅」という漢字は、地名に使えなかった。

1946年、当用漢字表示 告示 日常的に使える漢字を1850字に制限したというもの

法令、公文書、新聞、雑誌で、1850字以外の漢字を使うなというもので、それ以外の字はひらがなにするかあるいは違う言い方にするかしろという非常に強制力の強いものであった。

この漢字の中に、「」という字がありませんでした。

どうして墨田区になったのか?

江戸自体には、隅田川、角田川、墨田川といろいろ呼ばれることがあった。
そして、隅田川の堤防のことは「墨堤(ぼくてい)」と呼ばれていた。
」というこの漢字は当用漢字の中にあったので、使用されることになった。

「墨」と「隅」が混ざっていることがある

墨田区立隅田小学校 で漢字が混ざっているのは、
墨田区は戦後にできたので「墨田」の字、隅田小学校は明治16年にできていて伝統があったので、「隅田」の字をそのまま使っていた。

その後、1981年(昭和56年)には、 常用漢字表ができ、使える漢字が大幅に増えたのです。