何ゴト?

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アフリカの生活を変えるのはいいことなのか?新技術がいいことばかりを生むとは限らない

テレビ番組で、「無電化の地域に光を届ける!ニッポンの新技術」という特集をしていました。

人口の約7割が電気のない暮らしをしているというアフリカのタンザニア。 タンザニアのある村では、夜中になると辺り一面真っ暗になって、家の中も暗くろうそくが1つだけ灯っているという状況がありました。 もともと携帯電話は使用していたようですが、充電するために遠くの街まで移動しないといけない。

こういう状況の中、日本のベンチャー企業が太陽電池を使って、電気と明かりを届けたいということで、ビジネスをしていました。

タンザニア住民が、お金を支払って、携帯電話の充電 や ランタンのレンタル などすることができてすごく喜んでいる映像が映っていました。

そこで気になったのが、このベンチャー企業が宣伝用に、iPadのようなタブレットを壁にかけて映像や音楽を流していたところ、

村の子供たちが数十人集まってきて、体育座りのような状態で映画館さながらの感じで、たった1つの小さなタブレットを一点集中して見ているという状況。

なんとも言えない光景です。おそらく今までにそんな状況がなかったから珍しくて見ていると思うのです。

電気の明るさもそうですが、日本のベンチャー企業に技術力があるからといって、アフリカの村に今までなかった状況を生んで、生活を一変させてもいいのでしょうか。

電気や明るさが今までなかったおかげで、「視力がよいとか、(便利な車など使わず)体力がすごくある」という部分もあると思います。 「太陽が昇る時間に起きて、太陽が沈む時間に寝ることができた」ということもあると思います。

今の時代の日本人が失っているものを、アフリカの村人からも失わせてもいいものか。そんな風に考えてしまいます。

電気があるということはとても便利なことなのですが、そういう背景を考えると、新技術がいいことばかりを生むとは限らないと思えるのです。

自分としては新技術大歓迎なんですけどね。