何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。

保育士試験、新たに地域限定の試験を実施

テレビで保育士試験の特集をしていました。

昨年の保育士試験の合格率は19.3%

5万1000人が受験をして、9900人しか通らなかった、国家試験。

保育士になるための2つの方法

1.養成校を卒業(8割の人)

厚労大臣が指定する大学や短大などで全国に622ヵ所。(2014年4月現在)保育士資格に必要な単位を取って卒業。およそ8割がこの方法で保育士に。

2.保育士試験に合格すること(2割の人)

受験をするには大学や短大を卒業、または大学や短大に2年以上在籍し、62単位以上を取った人などの経歴が必要。

保育士試験の内容

1次試験 / 筆記試験 (昨年度の合格率は21.3%)

「保育原理」、「教育原理および社会的養護」、「児童家庭福祉」、「保育の心理学」、「社会福祉」、「子どもの保健」、「子どもの食と栄養」、「保育実習概論」

この「8科目」でそれぞれの合格ラインは「6割」。
3年以内で8科目すべてを合格しないといけない。

2次試験 / 実技試験 (昨年度の合格率は88.7%)

音楽 / 造形 / 言語

この3科目のうちから、2科目を選択する。

音楽・・・ピアノ、アコーディオン、ギターから一つを選び課題曲を「弾き歌い」する
造形・・・色鉛筆を使って当日発表される課題の絵を描く
言語・・・「うさぎとかめ」など事前に指定されるお話を覚えて3分で発表

保育士試験が年2回行われる地域がある

大阪府、神奈川県、沖縄県、千葉県成田市では、特別に保育士試験が年2回になります。 (※2015年10月24日現在)
年2回というのは、全国で行われる通常の試験と、地域限定保育士試験の2回。

地域限定保育士試験とは?

国は今年1月に「保育士確保プラン」を定め、その中で保育士を平成29年までに6万9000人増やす目標を立てました。 その計画のひとつとして、今回国家戦略特区として、この4つの地域に限って、保育士試験を年2回実施することになりました。

地域限定保育士試験の実施について|一般社団法人全国保育士養成協議会

通常の試験と地域限定の試験の違い

通常の試験・・・合格すると全国で保育士として働ける
地域限定の試験・・・合格後3年間は受かった自治体でしか保育士として働けない

つまり、待機児童が多くて保育士が不足している自治体に優先的に保育士を増やすという政策です。

それぞれの地域の受験者数

特区の地域の保育士がどれだけ増えるかわからない心配もあります。

http://cc0.cc/hatena/com/img/?u=nanigoto/2015/20151023_163400.jpg

沖縄以外、いつもの試験よりも受験者数が増えた、これにはカラクリがあります。

地域限定試験の政策には落とし穴がある?

先ほどのカラクリとは、
実は今回、地域限定保育士試験の筆記試験で合格した科目も通常の保育士試験の単位として認められるので、 筆記試験を地域限定で合格して、実技試験を来年地元で受けて合格した人は、全国で勤務できてしまうという政策の落とし穴があります。