何ゴト?

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年金積立金7.9兆円の運用損、問題なのは運用の仕方なのでは?

↓年金積立金が7.9兆円運用損したという話をテレビでも放送していました。
http://www.asahi.com/articles/ASHCZ4Q11HCZUTFL00N.html

公的年金の積立金の運用で、7月から9月までの期間で7兆8899億円の損失が出た。世界的な株安の影響で、四半期の赤字額としてはリーマン・ショック直後の2008年10月から12月までの5兆6601億円を超え、過去最悪となった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が30日、発表した。
 
厚生労働省は、今回の運用損によってただちに年金額が減ることはないとしている。

2011年度以降、順調に増えていた年金の「運用積立金」が2014年末から2015年にかけては2兆円以上減っている

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がいうには・・・

・運用損の原因は国内外の株価が大幅に下落したことよるもの。
・2015年度全体では黒字の見通し。

なぜ年金に、そこまで株価の影響が?

GPIFは年金運用に集めたお金を何に使っているかというと・・・、

去年の10月までは

国際、地方債などの国内債券(60%)
外国債権(11%)
国内株式(12%)
外国株式(12%)
短期資産(5%)

↓これが

去年の10月以降からは

国際、地方債などの国内債券(39%)
外国債権(14%)
国内株式(21%)
外国株式(22%)
短期資産(4%)

と、株式の割合がほぼ倍になってきている。
(国内株式(25%)、外国株式(25%)まで買ってもいいとされた)

リスクの少ない国内債券が減って、国内外の株式が増えているということ。

年金の運用の仕方に対していろんな意見

・今の時点で年金の仕組みは破綻するのが目に見えているので、今後リスクをとらないと成り立っていかない。
・昨年10月から年金は、積立方式ではなく、賦課方式になっている。自分自身の積立というよりは、今の働き世代が年金受給者に直接渡しているイメージ。
・「今回の一時的な損を見るのではなく長期に渡って見てみると黒字だ」と言っているが、今の年金の運用方式自体が問題。
・海外で働いた分の株式を日本で購入することで、世代間、国家間を超えた年金の仕組みになっている。
・子供からあずかったお小遣いを親が競馬場などの博打で使うようなもの。
・年金として集めたお金を何に使うかは、本来なら国政選挙で争点になってもいいくらいの話。
・年金の仕組みそのものを根本的に替えないとだめ。