何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。

もつ鍋ブームで小腸が品薄、大阪のホルモンが足りない

今や、大阪でホルモンは貴重なものになっているという話をテレビでやっていました。

大阪でホルモンといえば「じゃりン子チエ」

じゃりン子チエというアニメでも人気の大阪のホルモン

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「じゃりン子チエ」Blu-ray BOX【初回限定版】

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ホルモンという言葉の起源

・ドイツの医学用語「Hormon
・内蔵は元々捨てていたので「放るモン

牛のいろんな部位の内蔵

・コメカミ(カシラのこめかみ)
(※牛海綿状脳症(BSE)問題以降流通していないらしい)
・ツラミ(カシラの頬)
・タン(舌)
・ハツ(心臓)
・ハツモト(心臓に近い動脈)
・ミノ(第一胃)
・ハチノス(第二胃)
・センマイ(第三胃)
・ギアラ(第四胃)
・テッチャン/シマチョウ(大腸)
・ヒモ(小腸)
・テッポウ(直腸)
・ネクタイ(食道)
・マメ(腎臓)
・コブクロ(子宮)
・ハラミ(横隔膜両側の筋肉)
(※横隔膜の背中側をカクマク、肋骨側の厚い部分をサガリと呼ぶ)
・テール(尻尾)
・レバー(肝臓)
・チレ(脾臓)
・プップギ(肺)
・シビレ(胸腺と膵臓)
・カッパ(前腹の皮と脂身の間にある赤いスジ肉)
・ウルテ(気管(喉)の軟骨)

もつ鍋のブーム

1990年代バブル崩壊 → 第一次もつ鍋ブーム
2008年リーマンショック → 第二次もつ鍋ブーム

不景気になるともつ鍋ブームがやってきて、どんどん定着してきた。

小腸が手に入りにくくなってきている

以前までは、欲しいだけ手に入っていたが、今や希望の量を確保することが少なくなってきた。 ある店では、もつ鍋が流行る時期には、1日に約80kgの小腸を仕入れている。
国産の小腸は今や争奪戦。
 
国産牛の減少により、ホルモンの供給量も減少し、卸売業者にも売るに売れない事情がある。
国産牛の小腸の仕入値は数年間で倍の価格になってきているということ。
 
ある店では、開店当時、牛もつ鍋1人前980円だった値段が、現在は1320円にまで上がってきている。

肉は競りにかけられ、ホルモンは分配される

実はその日に解体された牛の枝肉は競りにかけられますが、ホルモンは指定を受けた業者に決められた頭数分が分配される仕組みです。

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ある店では、数年前までは毎日に200頭を超える牛を扱っていましたが、今では100頭を切る日もあり、ホルモンが手に入らない日もあるそうです。

大阪のホルモン不足の背景

・全国的な国産牛の人気から地元での需要が増えてきた。
・各地方にある解体施設の処理能力が上がってきた。
・地元に出荷することでコストをおさえられる。

大阪のホルモンは九州の牛を仕入れていた

肉用牛の飼育農家数全国1位は、鹿児島県の9000戸。
対して、大阪府は12戸で全国最下位。
 
ホルモンを仕入れるためには生きたまま牛を仕入れる必要がある。
しかし、先のホルモン不足の理由で、 牛を飼っている数が多い九州で解体されてしまうと、大阪ではホルモンは回ってこない。

今後の心配ゴト

・今後、TPPなど安い牛肉が海外から入ってくると、日本の畜産農家はますます厳しくなり、廃業も増えるのでは?
・濃くないの畜産業を守っていかないと、国産のおいしいホルモンは今後ますます手に入らない貴重なものになっていくでしょう。


安くて上手いが代名詞のホルモンが、どんどん品薄になってきて、仕入れ値が上がってきているのが、お客に出すホルモン料理の値段をあげることができないので、ホルモンを出す場合、小腸部分が減ってきて、しかたなく別の部位を入れていることもあるそうです。