何ゴト?

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同じ釜の飯を食べさせたい!アレルギー除去給食をなくそう「なかよし給食」

食物アレルギーと除去給食に関して、テレビで放送していました。

食物アレルギーの子供が増えている

文部科学省の全国調査によると、ここ数年で食物アレルギーのある生徒が増えているようです。

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2007年の時と、2013年の時を比べてみると、子供の数が減ってきている一方で、食物アレルギーのある生徒の数が増えてきています。 医療の技術が進歩してきていて精密な検査ができるようになってきてる分増えているというのもあるとは思いますが、この数の増え方からすると実際に増えていると思われます。

給食でショック死してしまった事件

2012年には東京都で、乳製品にアレルギーがあった女児(小学5年)がチーズを誤って食べショック症状を起こして死亡するという悲しい事故もありました。

食べ物によるアナフィラキシーショック

呼吸困難や腹痛、じんましんなどの「アナフィラキシー」症状。

ハチ、薬品、で起こることもあるが、

食べ物」によっても引き起こされることが多い。

アナフィラキシーショックを起こした経験がある児童生徒は、

2007年は1万8323人

2013年は4万9855人

と、増えてきている。

除去給食

アレルギーの問題で、みんなと同じ給食ではなく、アレルギー源を取り除いた「除去給食」を食べる児童生徒が増加している。

ある抽出調査によると、小中学校579校においておよそ4000人に食物アレルギーがあり、このうち除去給食を食べているのは61.1%だったということです。

除去給食作りは大変

アレルギーの原因となる食物には、
 
鶏卵、乳製品 をはじめ、  
小麦、ピーナツ、大豆製品、そば、ゴマ、甲殻類(エビ・カニ)

など、たくさんあり、除去給食作りは本当に大変です。

・ひとりひとりアレルギー源となる食物が違う
・調理場、調理器具を分けなければならないなど。

注意を払って除去給食を作っても問題が起きる

除去給食を作っても問題は起きてしまいます。

・誤って配膳してしまった。
・目を離したすきにアレルギーのある子どもが隣の席の子どもの給食を食べてしまった。

日本保育園保健協議会の調査によると、2008年では、1年間で保育所のおよそ3割がアレルギーの原因食品を食べる「誤食事故」を経験している。

それ以外の問題もある

・除去給食はおかわりできない。
・同じクラス内で違うものを食べているという疑問から給食が楽しめない

など

アレルギー源を使わない給食作り

大阪府門真市のおおわだ保育園では、アレルギーを持つ子どもの「みんなと同じ給食が食べたい!」という一言から

危険な食材は全部排除してしまおうということで、

アレルギーを持つ子どもが多い「鶏卵」「乳製品」「小麦」を除去した給食、

なかよし給食」を実施しています。

このおかげで、食物アレルギーのある子どもも、ない子どもも一緒に同じ給食が楽しめます。

アレルギー源を使わない給食の例

アレルギー源を使わないようにしても、おいしい給食を食べさせたいということで、おおわだ保育園の独自のレシピがあるそうです。


ハンバーグ
つなぎは卵と牛乳に浸したパン粉ではなく、じゃがいものすりおろしと豆腐を使用  


ベーコンポテトのオーブン焼き
ホワイトソースはコーンクリームを使ってバターや小麦を使わない
 


さつま芋クッキー
蒸したさつま芋をペースト状にして米粉と合わせて焼いたクッキー
 


大豆入りキーマカレー
米粉でカレーのとろみを出す
 


豆乳パフェ
生クリームやホイップクリームを使わず、豆乳からできたホイップクリームを使用  
レシピ本も出しているようですね。

おおわだ保育園 卵・乳製品除去の「なかよし給食」 (教育技術新幼児と保育MOOK)

おおわだ保育園 卵・乳製品除去の「なかよし給食」 (教育技術新幼児と保育MOOK)