何ゴト?

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「フードロンダリング」CoCo壱番屋の廃棄カツ転売の流通ルート

↓最近話題になっている「CoCo壱番屋の廃棄カツの転売問題」

どのような食材が転売されていたのか?

CoCo壱番屋の商品だけで、

ビーフかカツ、チキンカツ、ロースカツ、メンチカツ、ナポリタンソース、ラーメンスープ

などが転売されていた。

CoCo壱番屋以外の商品も、

びんちょうまぐろスライス、マルコメみそ、炭火焼き取り、骨付きフライドチキン、ゴボウの唐揚げ、ケーキ

などが転売されていた。

廃棄カツ転売の流通ルート

廃棄カツ転売が発覚するまでどのような流通ルートを通ったのか?

CoCo壱番屋
【約4万円廃棄・費用を支払う】
店で食べると360円(税込)
売値は、0円(約4万枚)
↓ 
ダイコー [産廃処理業](愛知・稲沢市)
→【約100万円入手】
仕入れ値 0円
売り値 約33円(3万3000枚)
↓ 
みのりフーズ(岐阜・羽島市)
→【廃棄品だと知らなかった】
仕入れ値 約33円
売り値 40円(約2万4000枚)
↓ 
食品卸業A社(名古屋市)
→【ブロー回―に名前を貸しただけ】
仕入れ値 40円
売り値 52円(7000枚)
↓ 
食品卸業B社(名古屋市)
→【安く仕入れて売るのが仕事】
仕入れ値 52円
売り値 55円(3000枚)
↓ 
食品卸業C社(名古屋市)
→【「数が多いから助けて」と言われた】
仕入れ値 55円
売り値 62円〜63円(約2000枚)
↓ 
Aマート アブヤス(愛知・津島市)
→【5個入りパック398円で販売していた】
仕入れ値 62円〜63円
売り値 約80円

この最後のAマートアブヤスで、今回の事件が発覚しました。

廃棄カツ転売の流通過程で、利益を得るために雪だるま式になっていたということです。

転売の繰り返しなので、仕入れ業者が廃棄する食品だと「知らなかった」と言われてしまえば責任を問うのも難しいらしいです。

産廃処理業のダイコーから食品を買い取ったみのりフーズがおかしいと思われます。

今後、CoCo壱番屋側で、転売できないような状態、仕組みにすることが大事になってきます。

なぜこんなに業者が間に入るのか?

ワケあり商品は売りにくいから。

マネーロンダリングならぬ、「フードロンダリング」と呼んでもいいくらいです。

仕入れ業者はなぜ怪しいと思わなかったのか?

・在庫処分品だと思った。
・賞味機嫌の近い商品だと思った。

食品卸業B社、C社、Aマートアブヤスでは販売する前に試食をしていた。
余剰在庫は必ず出る。在庫を余分に持つという慣習がある。

食品業界の慣習「3分の1」ルール

賞味期限が6ヵ月の場合の例

最初の2ヵ月(1/3)[納品期限]
メーカー → 卸売りA → 卸売りB → スーパー
 
次の2ヵ月(1/3)[販売期限]
店頭で販売
返品 → 卸売り業者

消味期限が近づいてくると、安売りなどをしなくてはいけなくなるので、早めに卸売り業者に返品する
(※安売りをし過ぎると、消費者が買い待ちをされて定価で買ってくれなくなる。)
なので、店頭では、新鮮な消味期限の長いものを置いておこうとする。
売れないものを作ってしまっているという事情を作ってしまっている

最後の2ヵ月(1/3)[賞味期限]
基本的に撤去する。
賞味期限ギリギリまで、安くして販売しているところもある。

この結果「3分の1ルール」が食品廃棄物を産んでしまう。

売れ残ったらどうなるか?

特売1
ディスカウントストアで売られる
 
特売2
社内販売会員向けセールで売られる
 
フードバンク
などの低所得者などの支援団体に寄付される  
廃棄
それでも残ったら廃棄することになってしまう

未然に防ぐことはできないのか?

お店の商品が安すぎる場合は、店員に理由を確認するとよい。