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北海道新幹線は年間48億円の赤字を想定、色々問題も山積

2016年3月26日、北海道新幹線が開通しました。

開業時はとても盛り上がっていたのですが、どうもいいことばかりではないようです。

北海道はでっかいどうという話

北海道新幹線が開通したといっても、新函館北斗までで、そこから札幌までの延伸は、2030年の計画になる。

それまでは在来線で、さらに3時間半を費やさなければならない。

北海道での開業特別番組の視聴率は良くて「7%」と必ずいもいい数字ではありませんでした。悪くはないけどお祭り騒ぎほどではない。

ちなみに以下は距離の目安
函館から札幌まで、320kmある。これは大阪から静岡くらいの距離。
函館から稚内まで、560kmある。これは東京から大阪までよりも遠い距離。

これだけ広いので、新幹線開業は、北海道全体で盛り上がれるというものでもない。

スピードの話

青函トンネルでは、貨物列車とのすれ違いのため、速度を「時速140km」に制限されている。
その結果、新函館北斗から東京まで最速で「4時間2分」で行けるということになり、飛行機と勝負どころの4時間をきることができないという現実が今のところある。

乗車率の話

開業以降3日間の平均乗車率は、「43%」。
ちなみに北陸新幹線の時の平均乗車率は、48%だったので、予想よりは検討しているそうです。

開業日の1番列車の切符は、1分たらずで完売したものの、開業後9日の指定席の予約率はおよそ「24%」にとどまっている。

JRでは、年間の平均乗車率は、26%を想定している。

お金の話

JR北海道では、当初3年は年平均で「48億円」の赤字出し続けるということを最初から想定している。 これは相当厳しい状況です。

青函トンネルの維持費だけでも年間「34億円」かかる。

・青函トンネルの海水の湧き水が毎分20トンから30トン出るので、それを排出しなければならない。
・通常新幹線は夜の12時から朝の6時までを整備の時間とすることが常識であるが、貨物列車とのすれ違い走行があるので、整備できる時間が2時間半しかないので、保守車両や点検 車両が通常の倍くらい動かなければならない。

これらのコストがあるため、なかなか黒字にはならないということ。


華々しくデビューした北海道新幹線ですが、その裏では色々問題がありそうですね。