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病は天気から、天気と痛みの新メカニズム、恐ろしい病を引き起こす「気象病」:ビーバップハイヒール【2016/03/31】

テレビで、天気と病気の関係を説明していました。とても興味深かったです。

身体の傾きに対する脳のパニック

天気が悪くなると、身体のある部分が反応する

それは耳、耳の奥にある内耳、リンパ液という液体で満たされている

役割は身体の傾きを感知すること

身体が傾くと耳の中でリンパ液も傾く

その流れが脳に伝わることで、「身体が傾いている」と認識

しかし、このリンパ液が天気の影響を受けているという

雨が降る前は高気圧から低気圧に変わり、気圧が下がりだす

その変化を耳がキャッチ、大気の圧力が弱まることで、耳の中から外へ押し出そうとする力が強まる

リンパ液の入っている袋が膨張し、これにより激しく波打ち始める

驚くのはこの情報を受け取った脳

リンパ液が騒いでやがる!身体が傾いているのかな?

あれ?全然傾いてないぞ?どういうことだ!?

リンパ液からの情報と目からの情報の食い違いに大混乱

脳が酔ったような状態になる

めまいや倦怠感として、身体に異変が現れていたのだ

気圧の変化による脳のパニックはこれだけではない

雨が降ると古傷が痛む

一般的には、気圧が下がったことで力が加わり痛みが起こると思われている

実はこれも脳のパニックが原因

なんで耳と目の情報が違うんだよ!!イライラするなぁー

気圧が下がりパニック状態に陥った脳

このストレスにある神経が反応してしまう

めっちゃおこってるやん!やめてください・・・

自律神経だ

脳からの指令や刺激に反応して、血管や内蔵の働きを調整するとても大切な神経

身体を活発に働かせる、交感神経

身体を休ませるように働く、副交感神経 の2種類に分かれており、

それぞれがバランスよく働くことで、身体を正常に保っている

しかし、天気が悪くなったり、良くなったりと気圧が変化すると、交感神経が優位な状態に、

するとこの神経の興奮につられ古傷で「ある神経」も騒ぎ出す。

どうしたどうした?なんか楽しそうだなー、その名は「痛み神経」

交感神経の隣にあるため、影響を非常に受けやすい

痛み神経の興奮が脳に伝わると、

思い出したら痛い!いま腕が痛い!

忘れていたはずの痛みの回路が復活!治ったはずの古傷が突然痛くなるのだ!

脚のむくみも気象病

問題は天気の良し悪しではなく、「気圧

急激な変化が自律神経を乱れさせ、身体に異変をきたしていたのだ

自律神経の影響は他にも

脚のむくみも気象病、天気が悪くなり気圧が低下すると、交感神経が興奮状態、

交感神経が張り巡らされているのは、血管の周り、

興奮すると、まっしょうの血管をギュッと締め付けてしまう

すると、血流が悪くなり、不要な水分を血液に運び出すことができず、周りににじみ出る

これこそが気象病による「むくみ」の正体!

しかしたかがむくみと侮ってはいけない

にじみ出た水分は、筋肉や関節から出る老廃物の排出を邪魔する

肩や腰、時には全身の痛みを引き起こす

気象病を予防する薬

天気という自然の力が引き起こす、気象病

何か解決策はないのだろうか?

実はある薬を飲むことで簡単に予防できるという、その薬とは?

酔い止め

多くの酔い止めには、リンパ液の動きをおとなしくする成分が含まれている

さらに痛み止めとは違い、

ピンポイントで内耳に作用するため身体への負担も少ない

【第2類医薬品】トラベルミン 6錠

【第2類医薬品】トラベルミン 6錠

リンパ液の流れや内耳の興奮を抑える成分が入っている酔い止めが気象病には効果的
 
ジフェニドール(抗めまい成分)
→抗めまい成分であり、乗物酔いによる症状緩和や、医療用ではメニエール病等の、内耳性のめまい症状の緩和に用いられ、
 
一般用医薬品では、乗物酔いの症状緩和に用いられる「トラベルミンR」に含まれています。

気象病の見分け方

天気と体調を1ヵ月記録し、決まった関連性が見えれば気象病である

気圧の乱れ

天気以外にも大きく気圧が乱れることがあるそうです。

それは「新幹線

↓こちらの表は、小倉から名古屋へ向かって山陽新幹線に乗った時の気圧変化の記録

縦軸が気圧、横軸が時間(秒)である。

トンネルが多く、ここで気圧が下がる。どれくらい差があるかというと30ヘクトパスカルくらい。

トンネルでは、晴れから台風レベルまで一瞬にして気圧が下がる。

台風が自分の目の前をヒュッと通り越したような感じ、これを1分とか5分くらいのスピードで。

気象病の人はめまいがしたり、気絶したりすることがある。

新幹線で寝ているのに疲れる人は気圧で酔っている可能性アリ。乗り物酔いではなく気圧酔い。

気象病 明日の天気が 命取り

めまいや肩こりだけじゃない!命にかかわる病を引き起こす気象病

今日もまた 天気が人を 殺すかな

「冷えた夜の 腕のしびれで 脳梗塞」

寒暖差の激しい春先、1日の最高気温と最低気温が10度以上開いている日も最近では珍しくない

昼の暑さを感じた身体は血管を広げ、熱を放出しようとする。

暑さに慣れた頃、気温がグンと下がりだす。

寒さを感じた血管は、熱を閉じ込めるため、収縮。

さらに短時間で気温が低下したせいで、血液はドロドロに

やがて血管が詰まりだし、痺れやめまいといった症状が現れる。

ほおっておくと脳梗塞、場合によっては死に至ることも。

気温差が10度以上ある日はたとえ家を出た時が暖かくても、マフラーは必須

水分補給をしっかりして、血液をさらさらにすること

「冷えた朝 素手で冷水 くも膜下」

脳を保護する薄い膜「くも膜」の下で出血が起きる、発症すると半数の人が命を落とす「くも膜下出血」

血圧の高い高齢者がかかりやすいとされているが、寒い朝に水仕事をすると、若い人でも発症する危険がある

朝は身体を動かすため交換神経が活発に働く、この時気温が低いと血液を送り身体を温めようと血圧が急上昇

ここに冷水が加わると、冷えた手を温めるため血圧はさらに上がる

やがて脳内の細い動脈が切れくも膜下出血を起こすのだ

たかが手が冷やされただけでと思ってはいけない

実験で、4度の冷水に1分間手をつけ血圧の変化を観察

なんと全身の血圧が120mmHg から 170mmHgと50も上昇した。

寒い朝に冷たい水で作業するなら、必ずゴム手袋をつけること

「春先の ちょっとだるいは 熱中症」

夏というイメージが強い熱中症

しかしここ数年春に熱中症で搬送される人が急増している

私たちは、四季の移り変わりと共に、その季節に合わせ、身体も徐々に変わっていく

しかし、近年の異常気象により、春にもかかわらず20度後半といった夏日を記録すると、

身体は混乱、まだ暑さになれていない春は発汗機能が十分働かず熱がこもりやすい

さらに春は環境が大きく変わるシーズン、身体が対応しきれず、なんとなくだるい、その勘違いが熱中症の発覚を遅らせ、命を奪うことも

夏に比べて熱中症への意識が低い春は、水分不足になりがち、常温の水じゃなく5度から15度の少し冷たい水を飲んで、身体の中にたまった熱をしっかり追い出す。

「梅雨の間の お腹痛いが 命取り 急に晴れたら それは盲腸」

大腸の一部の虫垂に炎症が起こる「急性虫垂炎」、通称「盲腸」

盲腸は梅雨の晴れ間に患者数が急増する立派な気象病である

普段私たちの身体は交感神経と副交感神経のバランスが保たれている

しかし、梅雨のように長期間雨が降り、気圧が低い日が続くと副交感神経が優位になる

そんな時、久しぶりに晴れ間がのぞくと、交換神経が優位になる

この急激なバランスの変化がある細胞を増加させる!

その名も、顆粒球(かりゅうきゅう)。

身体に侵入してきた細菌と戦う白血球の一種である。

普段は私たちの身体を健康に保ってくれる頼りになる細胞なのだが、増えるとやっかいな存在になる。

なんと大腸を攻撃し、壊疽性虫垂炎という重度の盲腸を引き起こす!

予防は見つかっていない、自律神経を整えることが大事

自律神経を整えるには・・・
・朝昼晩きちんと食べる
・睡眠をとる
など規則正しい生活が大切

気象病予防法

手首の内側をつまようじの背中で刺激しろ!

酔い止めのとツボがあり天気が悪くなる前に押すと効果的。

すきま風のある部屋に住む

昔は、暑い時は暑い、寒い時は寒いということで身体がそれに慣れていた。
現代は、快適すぎる環境にいることで、現代人は気象病にかかりやすくなった。

ハワイに行け

ハワイは気圧の変動や雨の影響が少なく気象病にかかりにくい身体になるという