何ゴト?

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「介護離職ゼロ」を誤解していた話

高齢化もどんどん進んでいて、75歳の高齢者の数はあと10年で全国では、今の1.3倍に増えると予想されている。 また、2055年には75歳以上の数が、人口全体の26.1%になると予測されている。

そうなると問題になるのが、親の介護で仕事が続けられないという人が増えてしまうこと。

新・三本の矢 の中の「介護離職ゼロ」

安倍政権がかかげている新・三本の矢

・GDP600兆円を目指す
・希望出生率1.8の実現
介護離職ゼロ

この「介護離職ゼロ」と聞いて、

介護職員で仕事を辞めてしまう人をゼロにすること?

と思っていましたが、それは違って、

親や配偶者などの介護を理由に仕事を辞めてしまう人をゼロにしよう

という目標です。

安倍総理の話

直近の調査で介護離職者が初めて年間10万人を超えました。
日本の大黒柱である団塊ジュニア世代が大量離職するとなれば、経済社会は成り立たなくなる。 その危機は目前に迫っています。

いまある労働者の権利

介護休業制度 (→給料が4割もらえる)
対象家族(配偶者、父母、子、配偶者の父母など)1人につき、最長93日間取得できる。
→だが、実際はほとんど使われていないことが多い。
 
介護休暇制度 (→給料が全額もらえる)
対象家族が1人の場合、最大年5日取得できる。

仕事をやめる人々

親の介護のために仕事をやめる人が、年間10万人いるとのことですが、そのうち6万人が、

「介護サービスが利用できない」
「介護休業制度などの柔軟な働き方に理解がない」

などの理由でやむをえず離職。

総務省の統計では、介護をしている労働者のうち「介護休業制度を利用したことがある」という人は、「3.2%」のみ、 理由は、制度が知られていないとか、いつまで続くか分からないので、「取り控える傾向がある」など。

国の方針

介護サービスの確保
2020年代初頭までに、空き家を利用するなどして、12万人分以上の受け皿を増やす。

介護休業などの制度改正

.介護休業を、通算93日間までなら3回まで分割して取れるようにする。
.平均賃金の40%を67%に引き上げ る。
.残業の免除を請求できる制度の創設。
.1日単位だった「介護休暇」を半日単位で取れるようにする。
(2.については、2016年8月1日から、それ以外は2017年1月1日から変わります)

感想

各家族内でも、介護をしようというスタンスの国の方針ですが、
育児同様、働きながら家族で面倒を見るのには限界がきている状況なので、施設を増やす方向に持っていた方がいいと思われます。