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東国原先生のフライデー襲撃事件の裏話:しくじり先生【2016/05/16】

東国原先生のしくじり先生の話がおもしろかったので、一部抜粋してみました。

フライデー襲撃事件

事件は、たけし軍団結成から3年後の1986年12月8日、に起こった。

夜11時過ぎ、そのまんま東がご飯を食べていると、突然ビートたけしから電話がかかってきた。

フライデーに殴り込みに行くぞ!

襲撃までの経緯

(たけしが)お気に入りのおねえちゃんがケガをして泣きながら帰宅

(たけしが)講談社に直接電話して抗議

話がまとまらず余計に激怒

たけし軍団を集めて事情を説明

フライデーに電話して襲撃を予告

電話でコマネチ

たけしが電話すると、知らない係の人に電話がつながり、

「フライデーか?ビートだけしだ」というと、
「ビートたけし?なんだそりゃ?」と、イタズラ電話だと受け取られた。 そして、「証拠を見せろ!」と言われ、
電話の受話器の前で、「コマネチ!コマネチ!」っと言ったところ、姿は見えていないのに、信じてもらえた。

東国原が殴りこみに行くのが嫌な理由

東国原は殴りこみに行くのが嫌だった。その理由は3つあった。

12月、1月はかき入れ時
仕事のスケジュールがびっしりつまっていたこの時、殴りこみに行ったらそれが全部飛んでしまう。
 
軍団だけの番組企画
この時、軍団だけの番組が企画されていて、それを東国原とたけしと事務所しか知らなかった。 12月の末に軍団だけで番組やって、春からレギュラー化という話だった。 たけしのバーターの仕事から独り立ちのチャンスでもあった。
 
小説を書きたかった
小説を読むのが好きで、書きたかった。推理小説を書いて将来賞が欲しかった。 「江戸川乱歩賞」という1955年から続く文学賞、推理小説界の名門。 これを後援しているのが、なんと講談社だったのだ。
「フライデーに行く」→「講談社に殴りこみ」→「江戸川乱歩賞なんて一生取れない」

襲撃に参加したメンバー

どげんかして逃げんといかんと思ったそのまんま東。
中には欠席したメンバーもいた。

フライデー襲撃メンバー 欠席者
ビートたけし ラッシャー板前
そのまんま東 つまみ枝豆
大森うたえもん 井手らっきょ
ガダルカナル・タカ
松尾伴内
ダンカン
グレート義太夫
柳ユーレイ
大阪百万円
キドカラー大道
サード長嶋
19歳の少年

逃亡作戦その1「タクシー牛歩作戦」

講談社までロケバスで一括して行くという話もあったが、 12人いるので、タクシー3台で分乗して4名ずつ行くというアイデアを出した。

1台目にビートたけし、2台目にガダルカナル・タカ、3台目にそのまんま東 という順番に行った。

ここで3台目のしんがりで10分くらい間を置いていけば、先に行った人間たちが既に殴りこみに行っていると思った。

そして3台目が到着すると、講談社の前で寒空の下1台目、2台目のみんなが待っていてくれた。

ここで軍団のチームワークが出てしまう

逃亡作戦その2「エレベーター重量オーバー作戦」

講談社のビルに12名そろって入っていくと、フライデー編集部のある5階へ向かおうとすると、

エレベーターが、1基しかない。

ここで逃げなければ、もう逃げるチャンスはありません。

エレベーターは9名乗り、最大積載量が600kg。

12名の中に軍団にはこの男がいました。体重120kgの「グレート義太夫」。

この時、そのまんま東にとっては「神」です。

2、3人は乗り切れないだろうなと思っていたら、そのまんま東以外全員乗れてしまった。

ビートたけし「東乗れよ!」

そのまんま東「もう乗れません、重量オーバーで動きませんよ」

ビートたけし「乗ってみなきゃ、わかんねぇじゃねぇか」

いざ、エレベーターに乗ってみるとブザーはならず、扉が閉まった。

そして、目的の5階につくと、一番最後に乗ったそのまんま東が、自然と先頭になって襲撃がスタートしてしまった。

エレベーターは気が利かない!

襲撃スタート

傘を持つ、消火器持つ、消火器振り回す、消火器をまいて真っ白。

傘で殴るのは「殺人行為」にあたる。すでに「くの字」に曲がっている。

こんなのが証拠になったら、殺人未遂になる。

ということで、証拠隠滅を図ろうとして、隅の方で傘を元通りに真っ直ぐにしていた。

そして、まっすぐになったなと確認するために構えたところで(銃を構えるような感じ)、運悪く写真を撮られてしまった。

警察の登場

襲撃が始まって、しらばくすると、そこまで!っと警察手帳を持った刑事が乗り込んで来ました。

その結果、乗り込んだメンバーは、12月9日午前3時20分、現行犯逮捕。

その時、ビートたけしは、「悪いけどこいつらに手錠はやめてくれないか」と言った。

もうこれ以上暴れることはないし、証拠隠滅することもない、逃亡の恐れもない。

刑事も黙って手錠をしまい連行していく。

エレベーターで1階へ降りる時、そのまんま東は、ビートたけしの真後ろに立っていた。

ビートたけしの言った声がエレベーターの壁を反射して、そのまんま東には聞こえた。

すまねぇな。俺みたいなやつに付き合ってくれて。お前らは俺が一生面倒見るから。

と言った。

もう一つ連行される時に言った言葉がある。

こんな事件がよ、いつか笑い話として話せたらいいよな

と言った。

まさに、今です!

警察で取り調べを受ける際に、

「そのまんま東」こと「東国原英夫」と本名を呼ばれて、とんでもない事件を起こしたと実感した。

フライデー襲撃事件の結末

ビートたけし:傷害罪、懲役6か月執行猶予2年、謹慎7か月。
そのまんま東、その他の軍団メンバー:起訴猶予処分、謹慎4か月。