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韓国でも市場移転問題が起きている?!ノリャンジン水産市場から豊洲の将来を学ぶ:ビビット【2016/09/23】

ノリャンジン水産市場

ノリャンジン水産市場」は、韓国のソウルにある韓国最大の魚市場で、庶民生活には欠かせない場所だといいます。

日本でいうところの築地場、韓国の胃袋的存在です。

24時間365日営業しています。

利用者は、1日約3万人。外国人観光客は年間約20万人。

市場に問題が起きている

市場の中をよく見てみると、

海洋水産庁長官助けてください」と書かれた垂れ幕や、

歴史のある建物を壊そうとしている」と書かれた立て札がある。

さらに、業者が着ているベストの背中には「ノリャンジン水産市場を必ず守ります」という文字がプリントされている。

韓国でも日本と同じ魚市場の「移転問題」が起きているという。

新市場オープン

このノリャンジン水産市場は、すでに築45年、老朽化が進み衛生的にも問題が出ている理由から、4年前に移転が決まりました。

移転先は道路を一本挟んだとなりの敷地。

今年3月にオープンし、総工費480億円。

これまでの旧市場は、屋外との仕切りがないオープンな環境でしたが、新市場は、冬場なども完全屋内化、衛生面もクリアになりました。

業者のコメント

・販売量は以前より相当増えたよ。客が来てもとても清潔なので、喜んでいるよ。
・こっちの方が全然いいわ。清潔だし、空気もいいし、環境もいいわよ。

業者からの評判はいいようです。

利用者のコメント

・清潔なのはいいけれど、新しい市場にない物は、古い市場で買ったわよ。新しい方と古い方を行ったり来たりだから、ちょっと不便だわね。

古い市場が残っている?

新市場オープン後も古い市場で営業を断固として続ける店もあるという。

新市場がオープンして半年経った今でも、旧市場では4割ほどのお店が残って営業を続けている。

よく見ると、空きスペースが目立つ旧市場。

観光客で賑わう食堂街もすでに新市場へ移転しました。

それでもなお、移転を拒否するのはなぜなのか?

移転反対業者のコメント

・新しい市場は床が滑る、その上場所が狭い。滑って転んだらどうするのよ?私に死ねって言うの?ここで(旧市場で)座ってゆっくり商売したいんだよ。
・新市場は店の面積が狭くなって作業が大変。賃料も上がるし、販売価格にも大きく影響する。

日本でも似たようなことがあった

日本での、豊洲移転反対業者のコメントに似たようなコメントがありました。

・豊洲の新店舗に行っても希望も何もなくなります。全部で5名がこのスペース(幅1m50cm)で働く。これでは狭すぎて危険性極まりない。

・こうやって魚を切るんですが、包丁の柄が壁にぶつかって切れない。

移転を進める運営会社のコメント

・新市場の店舗の面積は、旧市場と同じ。賃料も他と比べて決して高いものじゃない。

賃料は最大で4万円/月もアップ↑。 店舗面積は旧市場と同じ

移転反対はなぜ面積が狭くなると言っているのか?

旧市場では通路などにはみ出して営業しているため、実際は店舗の面積以上に広く使えているということ。

移転反対業者によると、使える面積が狭くなる上に、賃料が上がるので納得できないということです。

しかし実際には、結局、新店舗でも同じようにはみ出して営業しているところも多いようです。

移転交渉でも問題が・・・

移転反対業者

・自分たちの意見が全く反映されず建設。

移転を進める運営会社

・23回くらい協議もして合意もした、今になって知らない聞いてないと言われてもどうしようもありません。

新市場の移転は、最初から移転ありきでスケジュールに従って物事を進めようとしていたという経緯があったようです。

双方の交渉過程におけるコミュニケーション不足の問題があった。

反対派が移転しないで、運営側が強制的に電気を切ったり、断水したりしているので、こういった状況は、衛生面での不備が起きたら不評被害へとつながっていく懸念がある。

両者の溝が埋まらないまま、今でも新旧両方の市場が稼働している状況です。