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【滋賀県栗東市】男女共同参画社会基本法に違反する?!男女差別で市のチラシが訴えられる:ビビット【2016/10/11】

市のチラシが訴えられる

2014年に滋賀県栗東市で作成され、一般家庭に配布されたチラシが、「男女共同参画社会基本法」に違反するとして、訴えられています。

先月(2016年9月)、大学の教授が、市長にチラシ作成費用の損害賠償を求めたのです。

チラシのどこが問題?

訴えたのは名古屋学院大学の早川教授。

どこを問題視しているのか、直接、教授に聞いてみると、

・男の子は元気の良さが強調されている。走ったり手を上げたり挨拶したり。
それに対して、女の子は「ありがとう」「ていねい」など、思いやりの言葉が選ばれている。 これは明確なコントラストだと思います。

・父親は、社会規範を教える役割、母親は、子どもを慰める役割。これも古い父親・母親像かなと思います。

さらに、チラシの最後の段が、一番問題だと指摘します。 よく見てみると、男の子の絵のそばには「自分を大切に」、女の子の絵のそばには「人を大切に」と書かれています。

・男性は「自分の意志を貫く」のが大事
・女性は「周りを気遣う」のが大事

と受け取ってしまうと指摘している。

街の声

・そこまえ世間一般の人は気にしない、過敏になっている人は過敏になっているのかな(40代女性)
・そこまで考えて見る?(20代女性)
・全然わかんなかった(20代女性)
・私たちのころなんか、父親の役目はすごく大きくて、母親は出番なくて男女差別が激しい時代でしたから、別になんとも思わない(70代女性)

裁判は行き過ぎではないか?という声が多かった。

街頭で20人にインタビューしたところ、「言い過ぎだと感じた人」は18人と多かった。

このチラシはどうすればよかった?

早川教授が言うには、

・男女をほぼ同数にすればいい。
・順番も、男女男女・・・とすればいい。(←男が先なのか?という新たな問題が出そうですが)
・夫婦は両方出せばいい話。

尾木ママのコメント

教育評論家の尾木ママが言うには、

どう見たって誰が見たってすみ分けしてるとは見えないじゃないですか。ある意味でのこじつけって言うのかな、クレームがつけたいがためのクレーム。

さらに、学校で気をつけていることがあるという。

全員「さん付け」で呼ぼうと、男の子も女の子も。男だから女だからというのは基本的に違いを大事にするのは大事なんだけれども、それが「ジェンダーバイアス(男女差別)」にかかってくることは避けていこうというのが教育委員会や学校現場の考え方です。

ガイドラインを作っているところもある

鳥取県では、↓こちらのような広報物のガイドラインを作っている。

・女の子、男の子で必要以上に区別しない
・それぞれ個性がある事を表現
・性別役割分担を固定せず、女性も男性も家事に参加している

男女差別で、気をつけている内容

各学校では、色々気をつけていることもあるそうです。

・生徒名簿男女混合
・持ち物の色 自由
・ヘアスタイル(長さ)の自由
・男だから女だからを理由にしない
・合唱のパート分けはクラス別

栗東市のコメント

訴状の内容を精査した上で対応したい。

感想

鳥取市のガイドラインのように、男女を必要以上に区別せずに、男女の個性を表現するというのは難しいことかもしれませんね。