何ゴト?

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医療費が3割から2割負担になる!?健康ゴールド免許で格差拡大?

日本で進む超高齢化社会。

医療費は年々増加の一途を辿っています。

2014年の国民医療費
40兆8071億円(前年度+7461億年)

そんな中、医療費を抑制しようと、ある改革案が打ち出された。

健康ゴールド免許

小泉進次郎 衆院議員の説明

運転免許で優良運転手の方がゴールド免許証がもらえるように、この健康保険についても自助努力で、健康を維持いするために日頃の健康診断、また、さまざまな努力をされた方々に、よりインセンティブ(やる気を起こさせる刺激)が働くような健康保険のあり方を作るべきだということで「健康ゴールド免許」を作りました。

現行の制度では、保険証を提示すれば、多くの人は医療費の3割負担で治療を受けられるが、 この制度は、健康に気をつかっている人には、負担額を3割より安く2割に引き下げるというもの。
こうすることで、病院に通う人が少なくなり、医療費全体の抑制に繋がるという。

何をすればいい?

健康ゴールド免許証をもらうためには具体的に何をすればいいのか?

・健康診断を受ける
・健康指導を受ける
・たばこを吸わない

など、という。

街の声はいろいろ

この健康ゴールド免許に関しては、賛否両論あります。

■賛成

・医療費を使わなかった人に対して、多少の優遇を考慮することはよい施策だと思う。
・制度が一つあったら、より禁煙者も増えてくるのではないかと思います。
・常日頃、健康に気を付けている人は、何かしらの恩恵があってもいいかもしれないと思います。

■反対

・健康ってそんなに単純じゃないと思います。
・もともと持病がある人もいるわけじゃないですか。そういう人に対してメリットがない。
・たばこの税金払っているのにもかかわらずということですよね。さらに他の人よりも医療費高いんですよね。いやですね。
・わかりやすい方法で年配の人に伝えないとちょっと無理かなって思います。70代、80代の人が自分で健康診断に行くのは大変だ、面倒くさいから受けてない人いっぱいいますよね。
・どのくらいの効果があるか、まだちょっと見えないみたいだからもうちょっと詰めてもらった方がいい。

■どちらでもない

・低所得者ほど、食生活が偏って重労働で費用やスケジュールの両面から多少のことでは病院に行かず、結果重病になる。この場合も健康診断を怠ったことになるの?
・どのくらいのところまでが健康かっていうのが、わからないじゃないですか、お酒飲んでてもタバコ吸ってても健康な人は健康でずっといますでしょ?運動しててもどうなんでしょうね、ポックリいっちゃう人もいるから。

医療費の抑制が目的

村井 衆院議員のコメント

これからの医療は治療から予防にというのが、一つの大きな流れだと思っている。 自己負担額を引き下げていくといいったような仕組みを作ることで、医療費の抑制、また健康寿命の延伸といったようなことが実現できるではないかと、具体的な線引きの部分はこれから詰めていく。

格差が広がる?

創価大学 経済学部の中田教授によると、

低所得者で健康リスクの高い人ほど恩恵が受けられず、結果として格差が広がる恐れもある。

という話もある。

世帯年収が低い人ほど不健康?

世帯年収と生活習慣の関係をグラフで見てみると、

・世帯年収が低い人ほど、タバコを吸っている。
・世帯年収が低い人ほど、健康診断を受けていない。
・世帯年収が低い人ほど、肥満者率が高い。