何ゴト?

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和紙でできている?!鳴かない鳩時計:探偵ナイトスクープ【2016/11/11】

依頼内容

31年前に結婚したと同時に、鳩時計を購入しました。
今まで2回の引越しにも耐えていたのですが、この5,6年で一気に鳩が弱ってキレイな声で鳴けなくなったのです。
姫路では有名な時計店に修理に出すと、鳩の「ポッポー」という音を出している和紙の部分が破れていて、それを作っている職人がもういないので直せないと言われました。
今はもう鳩が飛び出すだけで、鳴きません。
どうか探偵さん、鳩時計にもう一度、美しい鳴き声を吹き込んでもらえないでしょうか。

澤部「鳩時計が和紙で作られているというのをご存知でした?」

調査開始

↓こちらがその鳩時計

時間がぴったりになって鳩が出てくるも全く鳴かない。

ちょっとだけ覗いて一言も発せず、見つけられた瞬間に、姿を隠してしまった。

まずは、鳩時計の中を覗いてみる。

和紙でできた部分が破れている。

さらに奥にも、もう一つ同じものがあり、両方とも破れている。

おそらく、手を上下に叩くような感じで、アコーディオン的な感じで音が鳴っていると思われる。

いったん和紙を全部はがします。

上の穴から空気が入り、横の穴から出ていくことで、音が鳴っていると思われる。

つまり笛のような仕組みになっているということ。

試しに口から空気を送って見ると「フゥー」と音が鳴った。

この笛が2個あるので、それが順番に鳴って「ホッホー」と鳴っている。

復元するために、3種類の和紙が用意された。

雁皮紙(がんび)・・・主に日本画や写経に用いられる和紙。繊維は細かく短く滑らか。
三椏紙(みつまた)・・・主に紙幣で用いられる和紙。繊維は細く短く丈夫。
楮紙(こうぞ)・・・主に版画用紙や障子紙に用いられる和紙。繊維は太く長く強靭。

この中から、手触りの感じで、「楮紙」を使うことに。

上下の長さが違っていたので、ぴったり揃える。

キレイに型を取って、

貼り付けていく。

1日がかりの作業でやっと完成!

はたして、鳩は無事に鳴くのでしょうか?

再びスタジオ

あれ(空気を送る装置)は、「鞴(ふいご)」って言うんですね。

女流ふいご職人が登場しましたんで、姫路に。