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ネットで赤ちゃんをあっせん!?に賛否:クローズアップ現代【2016/11/21】

今の養子縁組の制度では、手続きに時間がかかりすぎてしまうのが問題になっているそうです。

通常の養子縁組

通常、養子縁組を行うのは、児童相談所や民間のあっせん団体です。

養子縁組を希望する夫婦の年齢や収入などを審査し、面談や研修を行います。

子どもの実の親に対しても、念入りに面談や意向の確認を行った上で、子どもが引き渡されます。

ネットでの養子縁組

ネットであっせんする「あかちゃんポスト」を運営している「NPO法人 全国おやこ福祉センター」では、この手続きを簡略化しています。

養子縁組を希望する夫婦には、家庭訪問を原則一度行うだけ、職業や収入などの情報はネットでの登録で済ませます。

子どもの実の親との面談も、基本的には一度だけ、その後のやりとりは主にネットやSNSで行います。

出産までにかかった生活費などは、育てる親から支払われます

あっせん団体は営利目的の金銭の授受はできません。

しかし、このNPOは、妊娠中の女性に最大200万円援助するとうたっており、人身売買を想起させると批判が出ている。

他にも

・妊娠中、仕事ができなくても、生活費20万円が支払われたケースもある。
・実の親が、相手の職業や収入を見て、育ての親を選べるケースもある。

など。

代表のコメント

全国おやこ福祉センターの代表のコメント

タブーじゃないのかという部分を表に出すことで、結局「なんじゃこいつら」みたいな注目を浴びるというかね、
2週間で一人の赤ちゃんが日本全国どこかで、遺棄事件が発生しているような状況、 助けられる環境があるって知っていただくだけで、それだけの命を救うことができる。

このNPOのあっせんにより、設立から2年間で15組の養子縁組が成立しています。

経済的な事情

子どもを手放す相談を寄せてきた200人近い女性の多くが、経済的な事情を抱えているといいます。

・2人目が生まれるも育てるのは経済的に厳しいという人
・1人で育てる自信がないという人

養子縁組には時間がかかる

平成27年の統計データでは、養子縁組は少しずつ増えてはいるが、それでも544件にとどまっている状況。

東京都では、常時200組ほどの夫婦が養子縁組を待っています。一方で養子縁組に至る子どもの数は年間で20〜30人。

通常の養子縁組だと、時間はかかる一方で、希望するも成立しない夫婦にとっては、ネットでの養子縁組を希望するのは仕方のないことなのかもしれません。