何ゴト?

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制服のリユースショップ「さくらや」:石田ジャーナル【2016/11/22】

↓こちらは、香川県高松市にある、学生服リユースShop「さくらや」。6年前に開店し、全国に17店舗を持つ。

保育園の制服、新品なら4000円前後するところですが、なんとそれが700円ほど。 小学生用制服(学生服上着、ジャージ上下、ハーフパンツ)が、新品なら1万7000円はするところが、6000円ほど

高校の学生服(上着)が、新品なら1万3000円はするところが、5000円ほど

このように、中古制服だと、新品よりも安く手に入るので、子どもの服のサイズが変わっても、買い替えやすいと評判です。

およそ30平方メートルの店内には、所狭しと香川県内の中学校や高校はもちろん、保育園や小学校など、100校を超える中古の制服が約一万点ならびます。

店内にある中古制服は、全て保護者から持ち込まれたものです。

女性店長の話

次女が小学校4年生のときに、「セーラー服がきつくなったから買い替えて!」と言ってきたんですよ。えー!っと思って、1着1万4500円なんですよ、上だけで。 スカートも合わせたら2万円ちょっともいるんですよ、高いなと。誰かにお下がりを頼もうと思っても、私仕事で朝から晩まで働いていたので、ママ友がいない。 誰かにお願いすることができない。

この経験を活かして、お店を始めたところ、半年後には制服を求める人で溢れたそうで、同じ思いをしている人が大勢いることを実感したといいます。

みんな同じなんだ、困っていることは私だけじゃないんだ、誰かにお下がりをもらおうと思っても、もらったはいいが、お返しには何をすればいいのって。 誰かにあげたいけど、使ってもらうのに喜んでもらえるかどうかわからない。迷惑じゃないかなと思ったらあげられない。 お母さんたちの関係がちょっと薄くなってきたというのが今の時代ですね。
 
制服は、新品があってもいい、中古があっていい、お母さんたちが選ぶことができればいいと思っている。 それよりももっとお母さんたちがいっぱい視点を広げていただいて、どこがもったいないのか、声を上げて言って欲しい。 その困った問題をちょっとずつ解決していってあげたり、情報発信をしていってあげたい。

地域とのつながり

お店では、中古制服を通して、地域とのつながりを積極的に勧めています。

例えば、お店に持ち込まれた制服や体操服は、地域にある障害者施設で洗濯してもらったり、
体操服に縫い込まれている名前の刺繍は、近所の高齢者に内職を頼み、はずしてもらっています。

安く手に入れて自分で補える

さくらやで販売される中古制服は、キズ・破れ・テカリの程度によって「4つのランク」にわけて、新品の3〜4割の値段で販売します。

例えば、新品なら1万3000円前後する学生服が、ボタンが取れているだけで、2000円ほどで買えたりもします。

ボタンを付けて売ったり、そのままとれている状態で売ったりと、その時の需要によって販売するということです。

中学校1年生の制服は、入学時なので、きちっとしたものが欲しい。 でも、中学3年生の子どもが買い替える時は、あともう1シーズンなので、ボタンは自分で付け替える程度でいい。

制服だけで始めたお店でしたが、今では体操服に帽子、カバンの他、上履きやボタン、学校によって違うネクタイまでお母さんたちがちょっとうれしいものまで扱うようになったということです。