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現実との時間経過の乖離が最も激しい漫画「アカギ」説:水曜日のダウンタウン【2016/12/21】

マンガの作品中の経過時間と、現実の連載時間が違うということはよくあることです。

例えば、

漫画スラムダンクの連載期間は6年だが、作品中の経過時間3ヵ月しか経っていない。
島耕作シリーズの連載期間は33年だが、作品中の経過時間も33年進んでいる。

といったように。

では、最もその乖離が激しいマンガはどれでしょうか?

乖離が激しい漫画ランキング

長期で連載されているマンガを対象にリサーチしてみる。(連載期間15年以上、単行本数30巻以上)

出版社にお願いし、許可が下りた作品でランキングを作成。

その方法は、作品中の経過時間を連載期間で割った数値。つまり、連載1年で進む日数の比較。

例えば、クッキングパパの場合、連載1年で170日進んでいる。

ちなみに、問題のアカギは現在連載中の鷲巣麻雀編で、たった一晩の話が19年以上続いている驚きの作品。

アカギ 33 (近代麻雀コミックス)

アカギ 33 (近代麻雀コミックス)

はたしてこのアカギが本当にランキング1位に輝くのか?

第10位 アカギ

アカギ?闇に降り立った天才 1

アカギ?闇に降り立った天才 1

大本命のアカギがまさかの10位!

実はこのマンガ、開始そうそうに6年間も話が進んでいた。

第1巻で13歳だった主人公のアカギは、一度行方をくらまし、第8巻で再登場した時には19歳。

鷲巣麻雀編だけなら、連載1年で進む時間は25分とダントツの1位だが、トータルでは10位という結果に。

ちなみに、麻雀牌を配るだけで10ヵ月かかったこともある。

第9位 天牌

天牌 1 (ニチブンコミックス)

天牌 1 (ニチブンコミックス)

アカギと同じく麻雀マンガ。

やはり麻雀マンガの特徴なのか、一手一手にかける心理描写が長く、一晩の勝負に1年以上かけることも多かった。

第8位 パーム

パーム (0) お豆の半分 (ウィングス・コミックス)

パーム (0) お豆の半分 (ウィングス・コミックス)

第7位 龍狼伝

龍狼伝(1) (月刊少年マガジンコミックス)

龍狼伝(1) (月刊少年マガジンコミックス)

三国志の時代にタイムスリップした高校生が戦乱に巻き込まれていくSF歴史大作。

第6位 カイジ

賭博黙示録 カイジ 1

賭博黙示録 カイジ 1

アカギと同じ作者の福本さんのマンガが2作目のランクイン。

命がけのギャンブルという極限状態の心理を丁寧に描く。

色々考えたあげく、何もおこらなかったということもしばしばある。

第5位 グラップラー刃牙

グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)

グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)

格闘漫画のくさわけ。もはや格闘技の概念すら揺るがす圧倒的な表現力。

主人公の親子対決は単行本にして8冊にも及ぶ死闘となった。

第4位 DEAR BOYS

DEAR BOYS(1) (講談社漫画文庫)

DEAR BOYS(1) (講談社漫画文庫)

バスケットマンガの最長連載作品

最後の試合で費やした連載期間は、3年8ヵ月。

第3位 テニスの王子様

テニスの王子様 (1) (ジャンプ・コミックス)

テニスの王子様 (1) (ジャンプ・コミックス)

世にテニスブームを巻き起こし、錦織圭にも影響を与えたという作品。

現実離れした必殺技や、驚きの試合展開で読者の度肝を抜き、新境地を切り開いた。

第2位 なんと孫六

なんと孫六(1) (月刊少年マガジンコミックス)

なんと孫六(1) (月刊少年マガジンコミックス)

不良高校生が天才的なセンスで活躍する野球漫画。

高校野球から、プロ野球、そしてメジャーリーガーへと成長する。

その経過時間は経ったの1年11ヵ月。

しかも、プロ野球とメジャーの間では、ゴルファーに転向したり、寺で修行したり、さらに殺人未遂で二度逮捕されたりもしている。

第1位 Dreams

Dreams(1) (週刊少年マガジンコミックス)

Dreams(1) (週刊少年マガジンコミックス)

第2位同様、不良高校生が天才的なセンスで活躍する野球漫画。

最も時間のかかった試合は、甲子園準々決勝での1戦。

この試合、主人公の一打席に費やした期間は3ヵ月。

一球も投げずに一話が終わってしまうこと2回。

3回裏の攻防では1年間費やすなど、1試合終えるのに費やした期間は6年間。実に17巻分を費やした。

現在のペースでは、1年進むのに24年かかる。

主人公が高校を卒業するまで、52年連載が必要となってしまう。

ちなみに、原作者の七三太朗さんの年齢は現在72歳。

検証結果

世の中には、(アカギよりも)進みの遅い漫画がたくさんあった。