何ゴト?

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嫌いなものでも想いがこもれば宝物になる?:Q〜こどものための哲学〜【2017/01/05】

僕のカバン、こんなに汚れてボロボロだし、持つところは取れちゃってるし、穴も開いてる、もう捨てよ!ポイッ!

わ〜ん!悲しいよ〜、なんだかカバンを捨てた途端、急に悲しくなっちゃった。なんでだろう?

そもそも僕はこのカバン嫌いだったんだ。だって僕は男の子なのにピンクなんて恥ずかしいし、しかもお母さんが僕の名前をこんなに大きく縫い付けちゃってさ、「Q」って!

やっぱり僕このカバン大っきらい!こんなのいらない!ポイだ!

うう〜ん、でも、やっぱり悲しいな〜。なんでこんなに嫌いなのに無くなると悲しくなるんだ?

↓僕の嫌いなピーマンが、食卓からなくなったら?

あれ?かなしくない。

↓僕のきらいな算数が、べんきょうからなくなったら?

もー、うれしい!

きらいなものがなくなったら、やっぱりうれしい。

じゃあ、どうしてこのカバンだけ悲しいんだろう?

きっと、このカバンだけ何かが違うんだ!他の嫌いなものとどこが違うんだろう?

このかばんは、お母さんとデパートで選んだんだよな〜。

お母さん、僕にはピンクが似合うからって、それで他の子のかばんと間違えないように、僕の名前を大きく縫い付けてくれたんだ。

お母さんが、僕のために・・・僕のために・・・うっ、うっ(泣)

そうか、このカバンの中には優しいお母さんがいるんだ。だから僕捨てると悲しくなったんだ。

カバンと一緒に優しいお母さんも捨てられちゃう気がして・・・。

ごめんね、お母さん、ごめんね、ごめんね、うわぁーん!(泣)