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何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。

10年間も「生活保護なめんな」ジャンパー着て受給者宅を訪問:あさチャン!【2017/01/18】

神奈川県小田原市の生活保護を担当する職員が、不適切なジャンパーを着ていたとして問題となっています。

不適切なジャンパーの着用

一見、普通に見えるこのジャンパー、しかしよく見てみると、

胸元のエンブレムには、「保護なめんな、悪、根絶・撲滅」というような内容が書かれています。

背中の方を見てみると、「SHAT」と書かれています。

警察の特殊部隊「S.W.A.T」を真似たのでしょうか?

このSHATは、S(生活)H(保護)A(悪を撲滅する)T(チーム)という意味。

さらに、↓このエンブレムのデザイン自体も、イングランドのプレミアリーグに所属する「リバプールのロゴ」とよく似ています。

ジャンパーの背中には英語でこう書かれていました。

「我々は正義だ、正義でなければならない、だから私たちは小田原のために働く」

「不正受給を見つけ、適切な罰を与えるために彼らを追いかけ、不正を罰する」

そして、文章の最後は人気アニメ「機動戦士ガンダム」の有名なセリフを模したようなセリフで締めくくっていました。

「もし彼らが不正受給するために私たちをだまそうとするならば・・・」

「あえて言おう、カスであると!」

このジャンパーを作ったのは神奈川県小田原市役所で、生活保護受給者を支援する部署の職員が作成。

1着4400円、これまで64人の職員が購入しこのジャンパーを着用して受給者の家を調査訪問するなどしていたといいます。

いったいなぜ、生活保護を担当する職員が威圧的な言葉が並べられたジャンパーを作ったのでしょうか?

小田原市役所の説明

昨日(2017年1月17日)、小田原市は会見を開き「不適切な表現があった」と謝罪し、ジャンパーが作られた経緯を説明しました。

このジャンパーを作成した経緯は、10年前の平成19年(2007年)、生活保護の窓口で職員が生活保護を受給されている方から、切りつけられるという傷害事件が発生しております。

この事件をきっかけにジャンパーを作ったのだといいます。

生活保護の仕事は業務量が非常に多いということもあり、事件もあった中で職員のモチベーションがだいぶ低下してきた。そういうような状況にあったと、当時ですね、不正受給を許さないという強いメッセージを盛り込みつつ、職員の連帯感を高揚させるために当該ジャンパーを作成したと。

なぜ「生活保護なめんな」と誤解を招くような表現をしたのか?

文字に関しては内部向けの文字で、『保護なめんな』という表現に関しては、市役所の中で生活保護の係というのが、あんなところに行きたくないみたいな感覚で捉えられている部分がある。そういうことに市役所の内部に対して生活保護なめんなよ、みんな頑張ってんだということを訴えたかったという話
 
受給者に対する差別意識をもっている職員はいませんと言い切りたいです。

あくまで身内に向けたメッセージだと説明する小田原市、しかし10年もの間、目立つ位置にあった文字に気づかなかったのでしょうか?

これを着た職員と近くで話したことも、そういうのを着ているなとみかけていた。まったくこれは柄としてしか認識していなかった。 多分課長なんかもそうだと思います。

「『保護なめんなよ』という文字を知らなかったのか?」という質問に対して、

これは、あの・・・、目に入りませんでした。

小田原市は、一昨日(1月16日)から、
「ジャンパーの着用を全面禁止」 するとともに、
「監督する立場の担当幹部7人を厳重注意」 としています。

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