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何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。



キッカケは箱型ブランコ!公園遊具の安全点検:たけしのニッポンのミカタ!【2017/02/03】

公園の遊具で遊ぶ大人、彼らはいったい何をしているのか?

実際に遊具に乗ってみて異常がないかを点検しています。

行っていたのは遊具の点検です。

彼らは「日本公園施設業協会」が認定した資格を持つ「遊具点検技術者」。

都立公園の場合、管理者が行う日常点検とは別に、年に2回資格を持った技術者が定期点検を行う。

日常点検 → 毎日の巡回と月1回 遊具点検
定期点検 → 年2回 資格を持つ専門技術者が実施

点検中、遊具カバーの摩耗を発見!内部の金属が腐食しています。

その場ですぐ修理するかと思いきや、黄色いビニールテープで補強、応急処置だけします。

彼らがするのは点検まで。

後日、修理をしにやってきた人は遊具を作ったメーカーの方です。

遊具の修理はそれぞれの製造者が行うのが業界のルール。部品調達が容易な上に構造を熟知しているメリットがあるので、遊具が撤去されるまで責任を持つのだという。

さらに点検の秘密兵器が登場。

↓こちらの点検道具は3歳から12歳の子どもの頭部を想定したもの。

すんなり通れば問題ないが、ひっかかってしまうと危険。

こちらは年齢表示シール。遊具は3歳から12歳の子どものサイズを元に設計されている。

遊具の隙間は12歳の子どもの頭が通るサイズでなければならない。

↓こちらは、3歳の子どもの胴体の幅を想定。隙間は胴体が通り抜けられない10cm以下の幅に。

つまり、遊具は子どもの頭部が通り抜けられる23cm以上、もしくは胴体が通り抜けられない10cm以下でなければならない。

これは、日本施設業協会が決めた遊具の安全基準。

遊具には約2200項目の安全基準が存在し、200ページにも及ぶマニュアルがある。

例えば、すべり台の着地点から2m以内には障害物を置いてはならない。

ブランコに使うチェーンは60%未満に摩耗したら取り替える必要がある。

点検をしていたところ、鉄棒で安全基準から外れた箇所を発見。基礎の部分が出ている。そうすると子どもがつまずく危険性がある。

かつては、腐食が起こりにくいよう地上に露出させた。現在の基準では安全を考えて基礎を10cm以上地面の下に埋める。

安全基準に従い、鉄棒の基礎の部分は埋められました。

なぜ、こんなに厳しいチェックを行っているのか?

この細かい安全基準は昔はなかったといいます。

基準変更のキッカケは平成5年から15年にかけて、「箱型ブランコ」で重傷事故が相次いで起きたこと。

2000年代に全国で多発した箱型ブランコによる重大事故。

以来、危険と判断された遊具は、次々と公園から撤去された。

遊具に対する世間の目が厳しくなる中、2002年に国土交通省が「遊具安全ガイドライン」を作成。

遊具メーカーの話

規準ができて公園がつまらなくなったという意見も出ています。
なので、安全を守った上で、いかにおもしろい遊具を作るかが課題です。 危険なことを学ぶのも遊びを通じて得る価値のひとつ。
矛盾していると言われるかもしれませんが、公園は安全に危険を学べる場でありたいと思っています。