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何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。

好きなものを好きなだけ食べられる!アレルギー対応ビュッフェ開催!:石田ジャーナル【2017/02/07】

食物アレルギーで「食べたくても食べられない」児童生徒が全国に約45万人いる。(2013年:文科省)

文科省によると、食物アレルギーのある児童生徒は、前回の調査(2004年)から9年間で、約12万4000人増えている。

呼吸困難や腹痛、じんましんなど「アナフィラキシーショック」を起こした経験があるのは、4万9855人(全体の0.5%)

2004年から9年間で、約3万1000人増えている。

エピペン

誤って原因食材を食べたときに、ショック症状を緩和する自己注射薬の「エピペン」を持っている児童生徒は、約2万7000人

保育所での誤食

全国の保育所の3割で給食の誤配誤食が起きている。

回答があった約1万4000施設のうち、

誤配、誤食 4,138 施設
アレルギー症状が実際に出た 1,589 施設
アナフィラキシーショックを起こした 654 施設
(2015年:厚労省)

保育所の場合、まだ小さい子供なので、隣の子のものを誤って食べてしまうような誤食も起きている。

アレルギー対策

食事を提供する側もいろいろなアレルギー対策をおこなっている。

誤食を防ぐ
飲食店などでメニューと一緒に、アレルゲンが表示されたり、ホームページで公開されるようになった。
 
誤配を防ぐ
食物アレルギーのあるなしにかかわらず、アレルゲンを使わない給食に統一。

アレルギー対応ビュッフェ

そんな中、食物アレルギーのこどもたちの夢をかなえるイベントが行われました。

食物アレルギーがあっても好きなものを好きなだけ取って食べられる「アレルギー対応ビュッフェ」です。

開催したのは、「LFA食物アレルギーと共に生きる会」の代表の大森真友子さん。

大森さんの子どもも食物アレルギーを持っていて、1年前、子どもたちに対して、「ビュッフェって知ってる?」と聞くと、 「名前だけ知ってる!いろんなお皿から取るんやろ?食べられへんもんいっぱいあるし、ビュッフェなんて興味ないし!」 と言われ、それが開催のキッカケになったそうです。

先月(2017年1月)、食物アレルギーがあっても楽しめるビュッフェ会をレストランを貸し切って開催しました。

値段は、大人4,200円 小学生2,800円 幼児1,600円 (2時間制)

↓こちらは、兵庫県尼崎市にあるレストラン。

大森さん「10品目のアレルギー除去対応のビュッフェがついに開催となりました。」

この日参加したのは、食物アレルギーがある2歳〜12歳までの21人とその家族。

この日並んだ料理は、蒸し鶏、ローストポーク、ハンバーグ、鯛と野菜のグリル、焼き鳥、おでん、ドリア、パスタ、チョコレートファウンテンなど、全部で16品。

アレルギーを引き起こす原因となる10品目(乳、小麦、卵、そば、落花生、えび、かに、ゴマ、大豆、ナッツ類)は使われていません。

例えば、

↓こちらの「ポテトサラダ」は「卵を使っていないマヨネーズ」で作られています。

↓こちらの「クリームソースパスタ」は小麦の麺ではなく「米粉を使った麺」を使用。

↓こちらの焼き鳥の照り焼きのタレは、小麦・大豆を含まない「米しょうゆ」を使用。

利用者のコメント

・今まで外食するときはお弁当を作って「持ち込みはいいですか?」っていつもこの子だけお弁当でした。 (母親)
・このお店でどれを食べてもいいよって言えるのが幸せ。(母親)
・子どもも自分で選べるなんてすごいと思っていると思う。(母親)
・ひとりで取りに行かせても大丈夫なんで、親も楽だし、うれしい。(母親)
・全部食べられるって聞いたから気にせず全部食べられてうれしかった。(子ども)

大森さんのコメント

・私の経験からやはり100%の安全はないと思っていたので、アレルギー対応の食事に実績のある会社や会場を探すなど開催に1年かかりました。
・食べることは楽しい!と思ってもらえば、治療ももっと頑張れると思う。
・まだ、2回目の計画はないですが、すでに「次いつやるの?」と聞かれています。

感想

このビュッフェを利用している親子の笑顔が印象的でした。

うちの息子も1歳頃は、卵白アレルギーがありました。今は大丈夫になりましたが、食べると急にじんましんが出たりしました。なので同じ症状をもつ親御さんはすごく気を使って食事を出していると思います。子どもには好きなものを食べさせてあげたいですよね。そういう時になんでも食べていいビュッフェがあったらすごく喜ぶと思います。ぜひこういう試みはいろんなところで展開してほしいですね。

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