読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何ゴト?

日々の何事かを書いていきます。

JR北海道の神対応?それとも特別扱い?センター試験会場へタクシーでの振替輸送:モーニングショー【2017/02/10】

今後の人生を左右しかねない重要な場面の「大学受験」。

そんな大学受験にもしも遅刻してしまったら?・・・

先月(2017年1月)14日(土)の朝、北海道のJR滝川駅で、午前8時27分発の特急列車スーパーカムイ10号が車両の不具合で運転を休止しました。

JR滝川駅では普段流れない特別なアナウンスが流れました。「受験生はいませんか?」。

その日は大学センター試験の初日。列車が動くのを待っていたら試験開始に間に合わないかもしれない。

駅員は滝川駅にいた7人の受験生50km離れた試験会場までタクシーで送り届けることにしました。

7人のうちの1人を乗せた、タクシードライバーの 小山さん。

小山さん「午前8時20分ごろ、駅員さんと乗客の方2人していて、駅員さんが手を振っていたんですよ。駅員さんが岩見沢まで1時間10分でいけるか聞かれたので、『今日なら大丈夫だと思いますよ』と。」

駅員に時間内に送り届けてほしいと頼まれた小山さん。

しかし、走っている途中で気づきました。今日は大学センター試験の日なのだと。

この時期、急いでいるとは言っても、スピードを出せない北海道ならではの事情がありました。

小山さん「当日はちょっとまだ、アイスバーンでしたね、普通より急ハンドル、急ブレーキなんかは、絶対ダメですね。スピードダウンですね、車間距離も十分とる」

雪道に慣れたドライバーでも慎重な運転が必要です。しかし、受験生は無言でうつむきがちだったといいます。

小山さん「本人は内心は やっぱり心配してたと思うんですけどね、口には出さなかったけど、時間間に合うんだろうかどうなんだろうかって、そういう心配はしてたと思うんですけど」

約50km離れた岩見沢の試験会場に、小山さんのタクシーが着いたのは9時30分頃、見事1時間10分以内に送り届けました。

小山さん「(受験生が)『気をつけてくれてありがとうございました』と言っていた、本人(受験生)も時間に間に合ったから安心したんだと思うけど」

片道50kmのタクシー料金は、約1万3000円全額JR北海道が支払いました

このニュースが伝えられた他の受験生からも賞賛するコメントがありました。

・本当にありがたいと思います。
・学生のことをすごく考えてくれた行動かな。

ところが、心温まる美談が一転し、批判の声が上がっているのです。

・受験生だけ特別扱いはおかしい。
・交通機関の遅れで遅刻するような受験生は危機管理が足りない。

美談のはずが、思わぬ批判が寄せられたJR北海道の神対応。

みなさんはどう思いますか?


こういう時の対応は、JRの規定として「切符を買った区間を別の方法で送り届ける義務がある」があります。

今回は受験生7人だけでしたが、もし仮に列車の乗客250人が急いでいても、正当な理由があれば全員をタクシーで輸送するそうです。

しかしながら、一番賞賛されるべきは、受験生を無事に時間内に送り届けたタクシーの運転手ではないでしょうか。

もし、時間内にたどり着けなかったり、急いで事故を起こしていたら、批判を浴びるのはタクシーの運転手だったでしょうから。

他に、雪といえばセンター試験というイメージがあるから、夏に試験をすればいいのでは?という意見もありましたが、それだと浪人生が有利になるということや、学習のカリキュラムなどの大幅変更をしないといけなくなるので、それもまた難しいという話がありました。