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日本維新の会を名乗るも国政政党とは無関係だという話:VOICE【2017/07/10】

この度の奈良市議会議員選挙のある候補の戦い方を巡って、他の立候補者や有権者から異論の声があがっているそうです。


維新カラーの緑の看板を掲げて走る選挙カー、緑のポロシャツで手を振るその候補者は、「維新の松ちゃん」こと、松下こうじさん(44歳)。

驚いたことに大阪府の松井知事が掲げる国政政党「日本維新の会」とは何の関係もないといいます。

今回、国政政党の「日本維新の会」公認で当選した三浦さんによると、

今回のやり方はちょっと許しがたい。地域政党「日本維新の会」といくら書いてあっても、国政政党の「日本維新の会」の一員じゃないかと市民は見ますからね。誤解を招く、彼はそういう誤解を招くことを望んでやってるんだと思いますけど。

ということです。

いったいどういうことでしょうか?

実は、松下候補は国政政党「日本維新の会」と全く同じ名前の政治団体を自ら設立し、再選を目指し立候補していたのです。

政治団体のメンバーは松下候補のみですが、ポスターには「最重点候補」と書かれているほか、東京都の小池ゆりこ知事が設立した政治塾「小池塾1期生」の文字もあります。

国政政党の「日本維新の会」の立候補者のポスターと比べてみると、色合いも緑を基調としていてそっくりです。

このことに対して、「日本維新の会」の代表でもある 松井大阪府知事は、

もう残念というかね、あきれるしかないです。社会常識的にね、まともにものを考えられる人ならそんなことはしませんよ。まぁ、すごいなぁとは思いますわいろんなことを考えるなぁと。

ということです。

松下候補によると、

僕のほうが先に作って、向こう(国政政党の「日本維新の会」)が、後で名前変更した形になってますね。向こうが真似したくらいの話ですからね。

ということです。

地域政党の「日本維新の会」と明示しているため何の問題もないと主張しています。

実は、松下候補が自らの政治団体「日本維新の会」を国に届け出たのが、平成28年4月。その時、現在の国政政党「日本維新の会」は「おおさか維新の会」という名前を党名としていて、「日本維新の会」になったのは平成28年8月。つまり、わずか4か月間だけ、松下候補の方が国への届け出が早かったのです。

そして、気になる奈良市議会議員選挙の結果はというと、

当選枠39人の中の最後の1枠を松下候補がギリギリ掴み取りました。

そして、驚くべきことに、次点でわずか26票差で落選したのは国政政党の日本維新の会公認の候補でした。

はたして、松下さんに票を入れた人たちの中で、1人も間違わずに投票することができたのでしょうか。