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江戸時代に出回った魔鏡の話:よ〜いドン!【2017/07/31】

京都の丹波口にある「山本合金製作所」を紹介していました。

創業は1866年の江戸末期。

御神鏡」と言われる神社に納める鏡など、仏具を作っています。

↓こちらは銅製の鏡。表面を削って鏡にします。

現代ではガラスを鏡面塗装した鏡がほとんどを占めるなか、今でも銅製の鏡を手作業で作っています。

さらに、5代目の山本晃久さんは、その歴史を受け継ぎある物を作っていました。

それは「魔鏡」と呼ばれる鏡。

見た目は銅製の鏡と全く変わりませんが、

光を鏡に反射させた壁を見てみると、

「仏様」の絵が現れました。

これは鏡面にある微妙な凹凸によって生まれます。

そもそも魔鏡が世に出回ったのが江戸時代。

江戸幕府が主にキリスト教の協会の閉鎖や布教を禁止した政策「禁教令」が敷かれたことにより、信者はその存在を明かすことができませんでした。

礼拝ができなくなった隠れキリシタンたちがこの魔鏡を使い密かに信仰を続けたそうです。

2017/08/02 追記

「魔鏡」が「魔境」になってました。 id:nagaichi さんサンクス。