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個人を売る!?仮想株式「VALU」が話題:WBS【2017/08/21】

↓こちらの写真を見ると、顔写真、名前、職業などが書かれた横には、JPYという金額の表示がされています。

一見SNSのサービスのようにも見えますが、いったいこれは何でしょうか?

実はこれ、個人が企業と同じように株式のようなものを発行して、資金を集めることができるという新しいサービス「VALU」。

先ほどの金額表示は「時価総額」のようなものです。

既に1万5000人以上は上場しているとのこと。

VALUとは?

例えば、画家など資金が必要な個人は、自身の株を売ることで簡単にビットコインの形で資金調達ができます。

一方、VALUを買った人もその人物が有名になれば、VALUの価格も上がり利益が得られます。

VALUはビットコインを使って、他のユーザーと自由に売買することができます。

VALUの売り出し価格と発行数は、フェイスブックなどの「友達の数」によって自動で算出される。

銘柄優待もある?

さらに、「VALU」には、別の楽しみ方もあるといいます。

それは株式優待のようなもの。

例えば、ある画家の銘柄の場合、直接絵の説明が受けられたり、ポストカードがもらえたり、作者と話すことができるというものまであった。

このVALUの優待を設けるかどうかは自由ですが、VALUの人気に直結するため、多くの発行者が活用しています。

堀江さんのコメント

中には有名人もいて「ホリエモン」こと堀江貴文さんもいます。

堀江さんの時価総額は、自身がロケットを打ち上げることを発表した後は、当時の価格は2倍になり、打ち上げが失敗すると、価格は2割ほど減りました。

VALUの立ち上げにも加わった堀江さんによると、

VALUが始まって実感したと思う。
本来あなたたち(個人)は、資金調達力があったのに、規制や一部の既得権を持っている人たちが牛耳っていた。 そこからテクノロジーが開放してくれている。

とのこと。

ちなみに、堀江さんの現時点の時価総額は「26億円以上」。大変な人気です。

VALUの欠点

一方、VALUには、欠点もあるといいます。

人気ユーチューバーの集団が、大騒動を起こしました。

VALUを発行したばかりのユーチューバーが、ツイッターで「面白いことを企画してます」と発言したところ、何か特別な優待が付くのでは?とファンなどの期待が高まり、VALUの価格が急上昇。 しかし、このユーチューバーたちは、そこで自身が所有するVALUをすべて売りぬき、価格は大暴落しました。 含み損を抱えた多くのユーザーからは「何もかも消し飛んだ」や「他人からの信用を踏みにじった卑劣な行為」という強い非難が相次ぎました。 今回の騒動で数千万円を利益を得たとみられるユーチューバーたち、払い戻しに応じると発表しましたが、全額返金できるかは不透明です。

実はVALUの取引は現金ではなく全てビットコインのため、金融商品取引法などの対象とならず、相場操縦やインサイダー取引などの被害からユーザーを保護する規制がありません。VALUは今回の騒動を受けて「利用者保護を最優先に考えルール作りを進めている」と発表しました。

麻生さんのコメント

財務兼金融担当大臣の麻生さんによると、

ファイナンシャルテクノロジーの一商品として育てるべきなのか、ちゃんと育っていくのか、投機の対象となるのか、「消費者保護」と「新しいものを育てる」というこの両方を考えないといけない。

とのことでした。