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「ウサギとカメ」にその先の話がある?という話:ソノサキ【2017/10/03】

ウサギとカメの話といえば、

むかしむかしウサギとカメがかけっこで競争をしました。
足の速いウサギはぶっちぎり!と思いきや、油断をして途中で昼寝。
そのせいで足ののろいカメに、負けてしまいましたとさ。
めでたしめでたし。

と、ここまでは皆さんもご存知の結末。

しかし、意外なソノサキが存在していたのです。

カメに負けた恥さらしのウサギは、
仲間に馬鹿にされ村を追い出されてましたが、
「悪い狼がウサギの村を狙っているらしい」と耳にします。
そこでウサギは、悪い狼に接触。
崖に誘い出すと、「とりゃー」っと飛び蹴りを食らわせ、
狼は崖から真っ逆さま。悪い狼は死んでしまいました。
村をピンチから救ったウサギは村の英雄になりましたとさ。
めでたしめでたし。

これは、昭和7年に刊行された新潟県に伝わる「加無波良夜譚(かんばらよばなし)」に記載された昔話です。

イソップ童話の「ウサギとカメ」が日本に伝わり、その後日談として語られた昔話と言われています。

「力が弱くても知恵を絞れば、強くて悪い奴も懲らしめられる」というメッセージも込められているといいます。

一方のカメにもその先がありました。

「ウサギさんに勝ったぞ!」
かけっこに勝ったカメは自信に満ち溢れ、こんなことを思いついたのです。
「がんばれば空だって飛べるはずだ」
そこで、カメはワシにお願いして、空高くまで連れて行ってもらいました。 ところが、「ヒュー、ドサッ!」。 カメが飛べるはずもなく、落ちて死んでしまいましたとさ。

実は、この内容は、
紀元前6世紀ごろの寓話集(ぐうわしゅう)を翻訳した「イソップ物語」の中にある「海亀と鷲」という「ウサギとカメ」の続編とも言われている物語。

「驕(おご)り高ぶって他人の忠告を聞かないと、何事も失敗してしまうんだ」という教訓が含まれているといいます。