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デジタル化が進む電子国家!エストニアの話:WBS【2018/01/15】

近年IT立国として注目を集めているエストニア。

電子国家で政府と国民はどう変わったのでしょうか。

国全体のIT化を進めるエストニアは、世界最先端の電子国家として知られています。

様々な手続きを楽にしているのが、エストニア政府のサイト「エスティー」。

Portaali sisenemine - eesti.ee

住所変更、納税、選挙の投票、年金の管理、医療記録の閲覧まで、あらゆる手続きがパソコンやスマホでいつでもどこからでもできます。

利用は簡単で、政府が発行する個人IDカードを端末に挿し込み、4桁の暗証番号でサイトにログインします。

手続きは認証コード(12桁まで設定可能)で行います。

IDカードは免許証や保険証などにも使える身分証明書で、15歳以上のエストニア人はほぼ全員が持っています。

このIDカードは、小売店などでは、商品が割引されるポイントカードとしても使用可能です。

IDカードとエスティーの導入で、エストニアでは、なんと、行政サービスの99%が電子化されています。

その結果、街の区役所に行ってみると、平日の午後に利用している人は全くいませんでした。

受付の後ろには、日本の市役所で見かけるような大量の書類なども一切ありません。

区役所を利用する市民は激減し、かつては30人以上いた窓口の職員は、今はわずか3人、区役所全体のコストも4分の1以下に削減されました。

パソコンを持たない低所得者への対応や、結婚・離婚・不動産取引の3つを除き、紙はほとんど使われていません。

エストニアでは国全体のデジタル化で、毎月積み上げるとエッフェル塔と同じ高さ(300メートル)になるくらいの紙を節約しているといいます。

エストニア議会では、日本の国会では原則認められていないパソコンなどの使用は完全に自由です。

法案などの書類は全てデジタル化されていて、審議はオンラインで確認できるため、議論や投票の時以外は出席の必要もありません。