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薬剤師のチェックであった処方箋の不備の話:直撃LIVE グッディ!【2018/01/16】

ある調査で、処方箋の不備が多数あることが判明したそうです。

福岡大教授らが「医師が書いた処方箋3万枚」を調査したところ、2.3%に不備があり、薬剤師のチェックによって多くの処方箋が訂正されていたことが判明しました。

その中には、「健康被害に直結する被害」が180件以上(25.7%)と4分の1を占めていました。

・処方日数の削減 51.0%
・健康被害に直結 25.7%
・その他 23.3%

いったいどのような不備があったのでしょうか?

ケース1 複数の診療科で処方された薬を同時に服用すると危険

ある患者さんは、同じ病院内において、内科では睡眠薬、耳鼻科では抗生物質を処方されました。

ただこれはやってはいけない組み合わせ。

このまま気付かずに、処方された薬を飲んでしまうと、睡眠薬の効果が高まり強い眠気で転倒の危険もあります。

医師は他の科で処方された薬を知りません。

患者さんがそれぞれの科の先生に処方された薬を伝えていなかったので、医師がそれぞれの薬を処方していた。

薬剤師はそれぞれの処方箋を見た時にこれに気づきました。

市販薬の同時服用にも気をつけないといけません。

ケース2 記入ミスで、必要量の10倍を処方

ある患者さんに誤って必要量の10倍の薬が処方されました。

強い鎮痛剤の場合、呼吸困難で死に至るケースもあります。

処方箋入力は事務員が行う場合もあるので、医師との連絡がうまくいかない時などは注意。

ケース3 薬の名前が違う

↓こちらのように、似たような名前の薬があります。

アマリール(血糖値を下げる薬)
アルマール(血圧を下げる薬)

本来ならば高血圧の人に「アルマール」を処方するはずが、誤って「アマリール」を処方されていた。

もしこのまま処方されていたら、低血糖でふらつきなどの症状が出てしまうところだった。

「医薬分業」制度

医師と薬剤師の役割は以下の通り。

・医師の役割は、診断に応じた薬を処方。
・薬剤師の役割は、処方箋と患者の状態を確認し不備があれば訂正。

この制度によって、最少の薬剤で最大の効果を目指しています。

薬剤費や副作用にかかる医療費を大幅に削減していて、その効果は推定2200億円ともいわれています。

自分専属の薬剤師を見つけよう!

かかりつけ薬剤師」と呼ばれる制度があります。

・お願いしたい薬剤師を指名可能
・「かかりつけ薬剤師 同意書」に署名
・かかりつけ薬剤師指導料負担(60円〜100円程度)

処方箋がなくても夜間休日に相談ができたりもします。

薬局の掟

処方された薬が受け取れる薬局の作りには、厚生省が定めた決まりがあります。

・調剤室の明るさは120ルクス以上。(文字が見えやすいように)
・調剤室は待合室から見えるような作り。
・受付カウンターは部外者が侵入しにくい作りに。
・ウォーターサーバーの設置。(その場で薬が飲めるように)