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僧侶・和尚・住職・お坊さんの違い:この差って何ですか?【2018/05/08】

僧侶・和尚・住職・お坊さん、どれも似たイメージですが違いは何でしょうか?

これらの呼び方は、その人の立場で変わってくるそうです。

↓あるお寺を例に、説明して参ります。

1番の人が仏門に入りたて、そして右にいくに連れてキャリアを積んでおり、7番の人が最もキャリアがあります。

ここにいる全員が「僧侶」です。

元々、僧侶とは、仏道修行をする集団をさす古代インドの言葉「ソウギャ」が語源。

つまり、「僧侶」は、出家して仏門に入った全ての人を差す言葉。

次に、2番から6番の人が「和尚」です。1番の人は「法子(ほっし)【※浄土宗の場合】」です。

まず、仏門に入りたての僧侶につく敬称が「法子」です。

最低でも、2年以上の勉強と修行を経て、一人前の「かしょう」という名前に変わるのです。

これを漢字で書くと、「和尚」となりますが、これを「おしょう」と呼ぶのです。

宗派によって呼び方も変わるようです。

おしょう・・・曹洞宗、臨済宗など
かしょう・・・浄土宗、天台宗など
わじょう・・・真言宗など

次に、7番の人が「住職」。それぞれのお寺の中で一番偉い代表の人になります。

小さいお寺でも、大きいお寺でも、基本的に1つのお寺に1人しかいません。

そして、最後に「お坊さん」。

昔、お寺にある僧侶たちが暮らす建物のことを「」と呼んでいました。

宿坊といって、一般の方が泊まったりします。

かつては、そこで、僧侶が勉強したり、寝たりする生活の拠点となっていたのです。

その「坊」で、僧侶の生活を寮長のように、管理・指導する人を「坊の主」ということで、「坊主」と呼んでいたのです。

つまり、「お坊さん」のことです。

現在では、坊を持つお寺はほとんどないので、本来の意味から坊の主を表す「坊主」は、つまり「お坊さん」は、ほとんどいないのです。

しかし、現在では、親しみを込めて「僧侶」を呼ぶ時に「お坊さん」が使われているのです。