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なんで北海道だけ「道」なの?:チコちゃんに叱られる!【2018/05/04】

47の都道府県がある中で、『なんで北海道だけ「」なの?』という疑問がありました。

「道」とは、広い範囲を表す言葉。

日本では、奈良時代から「」という言葉で地域を分けた。

五畿七道」と呼ばれるものです。

京都を中心とする5つの国(大和、山城、摂津、河内、和泉)を五畿

それ以外の地域を七道(東海道、東山道、北陸道、山陽道、山陰道、南海道、西海道)に分け、

その大きな「道」という単位の下に「国」がある、

そんな行政区分で政治をおこなっていたのです。

この分け方は、明治時代の初めまで続いていました。

しかし、この五畿七道には「北海道」は含まれていません。

これはいったいなぜでしょうか?

江戸時代に、北海道の南端にあった「松前藩」、その領地までが日本であり、それ以外はアイヌの人々が住む場所、「蝦夷(えぞ)」と呼ばれ、日本から見て異民族が住む場所と考えられていたからです。

しかし、当時勢力を拡大していたロシア帝国が蝦夷にまで進出してきたため、

日本の明治政府は、蝦夷に日本的な地名をつけ「日本の領土」を主張。

そして、五畿七道につづく8番目の道として、「北海道」と名付けられた。

しかし、その後、他の道は46都府県に分けられました。

北海道も「函館県」「札幌県」「根室県」と3つの県に分けられたこともありましたが、

土地が広すぎる割に、明治15年ごろの人口は極端に少なく(「函館県(14万人)」「札幌県(6万人)」「根室県(1万人)」)、

人口が少ないのに役人の数だけ多いため、大変なコストがかかりました。

そのため、3つの県では効率が悪いと、また元の北海道に戻り現在に至るのです。