羽が虹色に輝くチョウトンボ:探偵ナイトスクープ【2025/07/25】

少し変わったトンボの話です。

依頼内容

私には死ぬまでに、一度はこの目で見たいと思っている虫がいます。
それは『チョウトンボ』というトンボです。
初めてチョウトンボを知ったのは、小学1年生の時に見た昆虫図鑑。
他のトンボとはまるで違い、名前どおりチョウのように、
羽をひらひらさせながら飛ぶそうです。
日本一美しいトンボともいわれていて、
羽がトンボとは思えないくらい、きれいな青紫色をしていて、
しかも、太陽の光が反射すると、なんと虹色に輝くらしいのです。
今年65歳になり、人生でやり残したことがないかを考えた時に、
一番に浮かんだのが、このチョウトンボでした。
探偵さんの力をお借りして、虹色の羽でひらひらと華麗に飛ぶ姿を見てみたいです。

追伸、
私はこんなにチョウトンボに憧れているのに、
その魅力について、誰とも語り合ったことがありません。
一度仲間と語り合ってみたいです。

調査開始

一緒にチョウトンボを探しに出かけられて、捕まえて「あぁ、よかったね」みたいに、語り合いたい。
という依頼者。

そんな依頼にピッタリな会が存在した。
それが、関西トンボ談話会。
トンボ好きな人が80人ほどおり、
生態観察が好きな人、採集が好きな人、写真を撮る人など、
色々なタイプのトンボ好きが集まる。

この会の人たち数人と、トンボを探すことになった依頼者。

チョウトンボは、どこにでもいるトンボ。
本州・四国・九州に広く分布している。

今の時期(7月頃)が一番キレイで、梅雨の時期の羽化直後が最も美しい。
成熟してくると、羽が破れたり、泥が付いたり、光に当たってすすけてきたりしてしまう。

チョウトンボは、どの辺りを飛んでいるのか?

山の中でも、開けた空間のある所。
休んでいるのは木の上。
天気が、曇りや雨だと飛ばない。
若いうちは、川など水辺の近くの草むらで休むこともある。

そして、チョウトンボを発見。

羽をゆらゆらさせるのは、若いうちだけ。

虫取り網を使って捕まえる。

網で捕まえた時は、取り出す時に網を少し絞るのがポイント。

そして、チョウトンボの羽をたたむように、そっと掴む。

こちらが、チョウトンボの羽。

光が当たって、虹色に輝いている。

この日は、とても珍しく、チョウトンボの大群が見れた。