需要が急増しているスマホ充電器で、粗悪品が出回っているという話です。
ネット上で売られていた激安の製品を入手して、
専門家に依頼し分解してもらうと、
中には8個の乾電池、しかし、8個のうち4個が基盤に繋がっていませんでした。
繋がっていない4個は何のために入っているのでしょうか?
電池の中身を見てみると、
通常の電池には入っているはずのない、白い粉が詰め込まれていました。ニセ物の電池です。
8個のうちの半数をニセの電池にすることで、コストを抑えたと見られます。
専門家によると、
粉が漏れ出しては、隣に入っている本物の電池と反応し、思わぬ事故につながることがある。
粉が缶を侵してしまって、サビていって中から漏れてくるなど、何が起きるか分からない。
ということです。
いったいどこで作られたものなのでしょうか?
中国のある動画では、警察官がスマホ充電器を地面に叩きつけ、中から砂が入った袋が出てくるというシーンがありました。
↓こちらはそのサンプル
路上販売しているニセのスマホ充電器の取り締まりを行っていたのです。
販売していた価格はというと、正規品の約3分の1ほど(1000円以下)。
実際に購入して中身を見てみると、
電池がサビまみれのものや、電池の個数が不自然に少ないものなど、明らかに粗悪品です。
日本で見つかった粉入り充電器も中国から入ってきたものなのでしょうか?
発送元の住所を訪ねてみると住所は存在するものの発送者とは全く関係なく、製造元の問い合わせ先は存在していませんでした。
極端に安いスマホ充電器には十分注意が必要です。