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チャンス大城の埋められた話がこわい!:人志松本のすべらない話【2018/01/20】

チャンス大城の埋められた話がこわい!:人志松本のすべらない話【2018/01/20】

芸人のチャンス大城さんがとてもこわい?話をしていました。

兵庫県尼崎市いう所に住んでまして出身が。高校の定時制高校に行ってまして、クラスメートに「わだ」って言う身長150cmくらいの奴いまして、そいつとですね、昼間は建築現場でわだと一緒に働いてまして、現場が終わった後に親方から俺とわだに日当1万ずつもらいまして、その後一緒に学校に来たんですね。ある日、建築現場に5人組の不良の先輩がいまして、現場が終わった後に、僕とわだの日当1万円を「貸せー」言うて取り上げられまして、「学校行くなー!ついてこい!」言うて、僕とわだの1万円でカラオケとか居酒屋に行って遊ぶんですね。それが毎日続いてまして、学校も行かれへんし。ある日、その5人組の不良の先輩たちが、真夜中に公園にいまして、ベンチでイチャついてるカップルにナイフを向けまして、恐喝してまして、いろんな公園でやるから逮捕状がいっぱい来てまして、僕とわだも一緒におったらまずいやないですか?で、友達の家に逃げてたんですね。その人たちが逮捕されたら、学校も仕事も復帰しようと思おたんです。隠れさしてもろうてる友達の家で、わだと自分が真夜中コンビニ行こうかって行ったんです。そしたらコンビニの前にヤンキー車が2台停まってるんです。その人たちだったんです。「おい!こらっ!お前らやっと見つけたぞ!裏切りやがって!おらぁ!俺ら逮捕状出とんねん!車乗れ!お前ら!」言うて。それで関西に六甲山言うところがありまして、真夜中の六甲山の山道を上っていくんです。「あっ、僕の人生18年で終わるんやー」っと思って、それで六甲山の山奥にすっごく有名な心霊スポットがありまして、そこの大きな廃墟の前に車停めまして、先輩が「降りろー」言うんですよ。降りたら、先輩が、車のトランクのスコップを取り出して、普段現場で働いてるんで工具がいっぱいあるんですね。「大城!お前、穴掘れ!」言うんですよ。夏で汗だくで穴掘ってたら、先輩が「お前穴掘るん遅いんじゃー、貸せー」言うて、「こうやるんやー」って大きな穴が出来まして、「俺これ全部生き埋めにされるんやー」思うて、そしたら首まで埋められたんですね。先輩がトランクから凝固剤というのを持ってきまして、首の周りにグァーってかけて、これくらいの(手のひらくらいの)木を(首の周りに置いて)4本置いて、金槌で釘をポポポンポポポンと(打たれて)完全に固定されまして。で、横で、わだが正座して泣いてるんですよ。で、「次、わだが埋められるんや」と思うたら、5人組の先輩が「おい!わだ、行くぞー帰るぞー」言うて、わだ連れて帰って行くんすよ。「俺1人かー?」言うて、わだを車に乗せて山を降りていくんですよ。「俺、ピンかー」言うて。どないしよっかなーって、周り真っ暗で何も見えないんですよ。そしたら車が一台上がってきたんですよ。なんや、「ドッキリや、ビビったかー?」っていうやつか思うたんですよ。そしたら、二人組が降りてきたんですね。1人懐中電灯持ってるんですよ。なんやカップルなんですね。カップルが肝試しに来てるんですね。「僕がすいません、すいません」って言ったら、懐中電灯持った女の子が彼氏に「今何か聞こえへんかった?」って。彼氏の方が「お前な幽霊なんかおらんわ、脅かすなや」って言うて。そして僕が、「すいません」って言うたら、二人ともピタッって止まって、懐中電灯を持ってた女の人が僕の方をそぉーっと照らしたんですね。そしたら、生首の霊やと思って、「ギャー」言うて、「待ってくれ待ってくれ」言うても、車に乗ってブワァー降りて行くんですよ。「待ってくれー」言うて、僕、ワンチャンス逃したんですよ。「最初から助けてくれって」騒いどったらよかったって。何で俺最初様子みてたんや、アホなことしたなーって。そっからどれくらいの時間が経ったんでしょうね。左の方から4歳か5歳くらいの女の子の声が聞こえるんですよ。「お兄ちゃん何してるの?お兄ちゃん」。いてるわけないやないっすか?「お兄ちゃん、遊ぼ遊ぼ」って「怖い怖い怖い、やめてくれ、成仏してくれ」って、「お兄ちゃんお兄ちゃん」ってどんどん近づいてくるんですよ。「やめてやめてあっあっあっー」って言ってたら太陽の光が昇って来たんですよ。そんで、女の子の声がシュッって消えたんですよ。「夏で、脱水症状で死んでまう」思うて、「助けてくれーーーー!」って叫んだら、山びこが「助けてくれーーー」って。「あれ?なんか山びこがおかしい?...はっ!わだーー!」って言ったら「大城ーーー!」って、わだ向こうの山で埋められてたんですよ。それでちょっと会話してたんですよ。わだ返事せんようになったんですよ。僕も意識朦朧で「あっ、これあかんわ」思うて。ファーってなってたら、軽トラックで作業着着たおっちゃんが上がってきたんですね。なんかここの廃墟の管理人さんやいうて。こっち向かって歩いて来て僕を発見してくれたんですよ。「おい!何があったんやー!?」言うて。「色々ありましたー」言うて。そしたら軽トラの荷台から(持ってきた)鉄パイプとかバールみたいなんで、ここ(首の周りの木の辺り)をどついてくれまして、で、穴掘ってくれて出してくれて、土払って、「水筒に入ったお茶の飲めー」いうて、「あなたは命の恩人です。ありがとうございます」言うたら、おっちゃんが「車乗れー、山降りてな駅まで送ったるから」って。「本当にお命の恩人です。」「今山降りてるからな」「あのすみません、1つよろしいでしょうか?」「どないしたんや?」「あと1人埋められてる奴がいまして」「えぇー!埋められてるのまだおんの?!」って、また上がってきて。この辺かなって、サイドウィンドウ下げて顔を出して、「おい!わだー、お前、将来映画監督になりたい言うてたやろー!お前の夢ここで終わらすんかー!」言うて、「お前あの女の子と遊園地行きたい言うてたやろー!お前女の子と遊園地でソフトクリーム食べたい言うてたやんけー!」って言うて、「お前童貞やろー!女の子抱かずに死んでいくんかー!童貞のまま人生終わらすんか、聞いてんのかわだー!」言うたら、「(小さい声で)セックスしたいーぃーぃー!」って聞こえてきて、「わだーーーーーー!」って。

っていう死にかけた話です。


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