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レントゲンで何が写る?という話:でんじろうのTHE実験【2020/01/17】

レントゲンで何が写る?という話:でんじろうのTHE実験【2020/01/17】

↓こちらは、レントゲンマシン、 X線検査装置 IX-GE-4043。

これに物を入れるとエックス線が照射、モニターに内部の写真が映し出されるという仕組み。

普段はウィンナーなどの食品を通し、異物が入っていないかをチェックするために使われている。

これを使って、お札を入れた金庫を写すとどうなるか?

なんと、真っ黒になり、中のお金も見えなかった。

これはなぜか?

実は、レントゲンから出るエックス線は、密度が高い物質により吸収される。

つまり、金属製の金庫が濃く写ってしまうため、中身が透けることがなかった。

ちなみに、革製の財布にお札と硬貨を入れ、

レントゲンに通すと、密度が高い硬貨はよく写るが、お札は薄くしか写らなかった。

人の場合も、密度が高い骨がよく写り、皮膚や筋肉は薄くなる。

↑この場合は、観察しやすいように色を反転させている。

他にも、木製の5層でできたロシアの民芸品マトリョーシカは、

エックス線がそれぞれの木枠をしっかり照射(吸収)、5層がくっきりと浮かび上がった。

次に、麻雀牌。

これを裏向きで機械に通すと、

絵柄は写らずに、ナットのような形が写った。

実は、麻雀牌の中には、牌を重くするため金属が入れられている。

それが反応し写し出された。

X線写真クイズ 1枚のデンタルから何を読み取るか?

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