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赤とんぼを秋に見かける理由:グッとラック!【2020/09/28】

赤とんぼを秋に見かける理由:グッとラック!【2020/09/28】

童謡の「赤とんぼ」。

出だしの歌詞がこちら。

♫ ゆうやーけ こやけーの あかとーんーぼー おわれーて みたのーはー いつのーひーかー

ここに出てくる「おわれて」は、追いかけられてという意味ではない。

「負われて」、つまりおんぶされてという意味。

作詩した三木露風は、幼い頃に両親が離婚して、お手伝いさんに子守りをされていた。

その幼少期の実体験を歌詞にしたという。

この歌に出てくる「赤とんぼ」。

赤とんぼの「種名」は、「アキアカネ」。

体長は4cm程しかないが、実は高さ3000mまで飛ぶことができる。

6月頃に成虫になるが、気温が30度を超えると、生存が難しい。

そのために、7月から9月に、高原や山岳地帯へ移動して、それまでの3ヵ月間、気温が低い場所で暮らしている。

そして、秋になって平野の気温が下がってくると、下山して稲刈りの終わった田んぼだったり、水たまりに産卵する。


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