去年(2022年)10月21日の話です。
広島県福山市にある自動車販売店で、
ワゴンタイプの普通乗用車を探しているという男に、
時価350万円相当の車が試乗車として貸し出された。
通常、販売店の関係者が助手席に座って案内をするが、
この時は、男1人が車に乗って行った。
しかし、長時間経っても試乗車が返って来ないので、販売店は警察に相談。
実は、その9日後(2022/10/30)、愛媛県松山市内の中古車販売店に無断で車を売却していた。
驚くことに、売値は時価よりもかなり安い数十万円。
広島県から愛媛県まで、しまなみ海道を渡り約116kmを走って、中古車販売店に売却したということになる。
横領の疑いで、岡山に住む男(43)は逮捕された。