珍しい言葉の話です。
依頼内容
とんでもないことに気付いてしまいました。
私は自分の声を録音して、逆再生をするのが趣味なのですが、
このたび逆再生しても、全く同じように聞こえる言葉を見つけてしまいました。
世界初だと思います。知りたくないですか?
調査開始
こちらは、音声を録音して逆再生できるというアプリ。

例えば、「アライグマ」と録音して、逆再生すると「アムニアラ」。
逆に、この「アムニアラ」と録音して、逆再生すると「アライグマ」となる。
ここで、虫の名前の「オオエンマハンミョウ」と録音してみる。

(ちなみに、「どうぶつの森」で捕れる)
そして、これを逆再生すると・・・、
「オオエンマハンミョウ」と同じように聞こえた。
例えば、
朝(ASA)を逆再生すると「あさ」、
お飲み物(ONOMIMONO)を逆再生すると「おのみもの」といったように、
ローマ字回文というものもあるが、
今回の「オオエンマハンミョウ」は、それとは違う。

一体、どうなっているのか?
ここで、音声鑑定のスペシャリストの村岡睦稔さん(千葉音声研究所)が登場。
ローマ字回文になっていないのが、すごいことらしい。
村岡「おそらくIPA回文になっているのかも」。
IPAとは、国際音声記号(International Phonetic Alphabet)。

よく、英和辞典とかで 単語の横にある見慣れないゴニョゴニョした文字、発音記号。
「オオエンマハンミョウ」をIPA記号で並べた時に、このような配列になる。

実は「e」だけ、少しずれているが、それ以外は合っている。
IPA回文の条件は、
・濁点が少ない
・「ん」で終わらない
・母音で始まり、母音で終わる
などがある。
今回、他に見つからなかったので、「オオエンマハンミョウ」は、とても珍しい言葉なのかもしれない。






