東京都内のケーキ店の店長を務める岩田知子さん。
ケーキの転倒を防ぐ「スペーサー」を作るのが上手で、「箱詰めの魔術師」とも言われているそうです。
せっかくケーキを買ったのに家に帰って箱を開けたらグシャグシャに崩れていた、なんて経験はないでしょうか?
そうならないように使用するのが、紙切れで作る「スペーサー」。
岩田さんは、10種類のスペーサーを開発。
超基礎編
・丸い形
丸いケーキを囲って隣のケーキに当たらないように固定している。
基礎編
・三角
丸い2つのケーキを箱に収めるときは、
2つのケーキの間に三角形のスペーサーを置く。
それぞれのケーキが3点で固定される。
・四角
丸い4つのケーキを箱に収めるときは、
真ん中にひし形のスペーサーを置く。
これも、それぞれのケーキが3点で固定される。
・L字
丸い3つのケーキを箱に収めるときは、
真ん中にL字形のスペーサーを置く。
これも、それぞれのケーキが3点で固定される。
・涙、台形
他にも、涙の形や台形の形もある。
保冷剤を入れるのにも便利。
応用編
・耳付き四角、耳付き三角、耳付き涙
丸いケーキや四角いケーキを箱に収めるとき、
耳付き部分を巧みに使い、更に重量バランスも考えながらケーキを配置する。
番外編
・ハート
ちょっとした隙間を埋めるのに便利。
バレンタインや誕生日用にも重宝する。