電車の切符を自動改札に入れた時、
機械は、裏の部分を読み取っている。
裏は、真っ黒で何も書かれていないように見えるが、
実はあることをすると、書かれている情報が見えるようになる。
ここに、どらやきがある。
使うのは、どらやきではなく、
この中に、鮮度を保つために入っている「脱酸素剤」。
この脱酸素剤 (※鉄を含んだもの)を使う。
脱酸素剤の袋をハサミで開けて、
その中身を切符の裏に振りかけると、
3本の線が現れた。
さらに、粉を落としてよく見ると、バーコードみたいなものが出てきた。
実は、切符の裏には磁気によって様々な情報が書き込まれている。
その磁気に、脱酸素剤に使われている細かい鉄の粉がくっつき模様が見える。
このように、見えない情報でも、ちょっとした工夫で見えることがある。