エレベーターに鏡を設置している理由

エレベーターに設置している鏡が付いている理由を知りました。

建物の高層階に行くのに欠かせないエレベーター。ほぼ必ずといっていいほど、大きな鏡が設置されています。いったい何のためにあるのか?

鏡の設置基準

 東京都では「東京都福祉のまちづくり条例」を制定。その条例施設整備マニュアルの中では、以下のようにエレベーターの鏡の仕様を定めています。

かご入口正面壁面に、出入口状況確認用の床上40cmから150cm程度まである鏡(ステンレス製または安全ガラス等)を設ける

鏡を設置している理由は?

みなさんはエレベータに鏡を設置している理由を知っていますか?
以下のような理由だと思っていた方が多かったようです。

・犯罪防止のため
・身だしなみを整えるため
・かご内を広く見せる
・理由はわからない、知らない

本当の理由は?

エレベータに鏡を設置している理由は、

車いす使用者が乗り降りする際に、かご及び昇降路の出入り口を確認するためです

ということだそうです。

これは知りませんでした。
もし、自分が車いす使用者とエレベーターで一緒になったとしたら、奥の方によけて車いす使用者の邪魔にならないように道を塞がないようによけるでしょう。

しかし、車いす使用者が奥の方を向いてエレベーターに乗っていた場合、これは逆効果だったんですね。

エレベーターの奥の方によけてしまったがために、車いすの方から鏡を見れなくしてしまったら困ってしまうんですね。

これからは横に避けるなどして、気をつけたいと思います。