↓テレビで、ヤマザキランチパックの製造工程を紹介していました。
ランチパックの製造工程をテレビ初公開。
パンを滑らかに切る技術
まず、既に焼いてある食パンを準備します。
この時、まだ耳の部分がついています。
これを、ランチパック用にスライスしていきます。
実はこれが、具材をおにぎりのように包む技術に繋がります。
ここでスライスをします。
通常、パンを切る時は上から切ることが多いのですが、
ここでは、円形の刃が回転しながら、下からパンを切っています。
これだと、表面を荒らさないで切る事ができます。
パンはよく見ると、きめ細かい目が存在しますが、
食パンは焼く時、生地が上へ膨らんで行くため、
パンの目は下から上の向きに流れています。
しっとりと水分を多く含むパンを下からカットすることで、
表面は滑らかな仕上がりに!
そこまで滑らかさにこだわる理由があります。
それは、表面を滑らかにカットすることによって、具材がパンに染みこむ事を防ぐためだったのです。
パンを接着する技術
スライスされたパンは次の工程へ
これは具材の卵。
ここで卵を塗っています。
具材は均等にパンの真ん中に配置。
具材をのせたら、上からパンをもう一枚のせ、包み込むのですが、
パンの接着はこのような機械を使って行います。
上と下から圧着することによって、ミミをカットしつつ、
ランチパックが出来上がります。
熱を加えないでしっかりくっつけるのはスゴイアイデアです。
パンのカットしてから、ここまでくるのに、たったの40秒。
なるべく早くこの圧着する工程に来る事で、しっかりとパンがくっつく。
保水生の高いパンをカットしてから、なるべく間をおかずに圧着させることで、パンをくっつきやすくしています。
こうすることで、具材もこぼれることなく、気軽に食べやすい商品に仕上がるのです。
パンの耳も無駄にしない
パンの耳も捨てるのではなく、
カットした耳の一部は、ラスクになります。

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