初公開!ヤマザキランチパックの製造工程:世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!!視察団【2016/04/23】

↓テレビで、ヤマザキランチパックの製造工程を紹介していました。

ランチパックの製造工程をテレビ初公開。

パンを滑らかに切る技術

まず、既に焼いてある食パンを準備します。

この時、まだ耳の部分がついています。

これを、ランチパック用にスライスしていきます。

実はこれが、具材をおにぎりのように包む技術に繋がります。

ここでスライスをします。

通常、パンを切る時は上から切ることが多いのですが、

ここでは、円形の刃が回転しながら、下からパンを切っています。

これだと、表面を荒らさないで切る事ができます。

パンはよく見ると、きめ細かい目が存在しますが、
食パンは焼く時、生地が上へ膨らんで行くため、

パンの目は下から上の向きに流れています。

しっとりと水分を多く含むパンを下からカットすることで、

表面は滑らかな仕上がりに!

そこまで滑らかさにこだわる理由があります。

それは、表面を滑らかにカットすることによって、具材がパンに染みこむ事を防ぐためだったのです。

パンを接着する技術

スライスされたパンは次の工程へ

これは具材の卵。

ここで卵を塗っています。
具材は均等にパンの真ん中に配置。

具材をのせたら、上からパンをもう一枚のせ、包み込むのですが、

パンの接着はこのような機械を使って行います。

上と下から圧着することによって、ミミをカットしつつ、

ランチパックが出来上がります。
熱を加えないでしっかりくっつけるのはスゴイアイデアです。

パンのカットしてから、ここまでくるのに、たったの40秒。

なるべく早くこの圧着する工程に来る事で、しっかりとパンがくっつく。

保水生の高いパンをカットしてから、なるべく間をおかずに圧着させることで、パンをくっつきやすくしています。

こうすることで、具材もこぼれることなく、気軽に食べやすい商品に仕上がるのです。

パンの耳も無駄にしない

パンの耳も捨てるのではなく、

カットした耳の一部は、ラスクになります。