七夕では、笹に短冊を飾りますよね。
その時、短冊の色はついつい自分が好きな色を選んでしまいがちです。
しかし、神社の宮司さんの話によると、本来は願い事の内容によって、「使う短冊の色」が決まっているという。
短冊で使用する色は、「白」「赤」「黃」「青」「紫」の5色。
童謡の「たなばたさま」でも、「五色の短冊 わたしがかいた・・・」となっています。
では、なぜこの5色なのか?
短冊の色は中国の古い思想である、「五行説」に基づいています。
孔子が説いた儒教の教え、「仁」「義」「礼」「智」「信」という人間に必要な5つの道徳を当てはめたものだといいます。
その考えを今の時代に置き換えると、以下のようになります。
恋愛は、青色
目標は、白色
人間関係は、赤色
勉強は、紫色
仕事は、黄色
となります。