マニフェスト
私の友人はCDやDVDを買う時に、必ず「2枚ずつ」買います。
その理由を聞くと、「観賞用がダメになった時の予備だよ!もう手に入らないかもしれないし!」とのこと。
私は単に「お金のムダだな〜」と思ってしまうのですが、マツコさん有吉さんはこのような「複数買い」に共感できますか?
有吉とマツコの話
マツコ「本当に好きなミュージシャンの人とかのだとする。
自分で聴く用、ダメになった時用、あと・・・遺跡で発掘される用。
過去何百年か後に、うちがね埋もれて地層になってる時に、そこから何か出てくるわけよ。
なんだこれは?って聴いたら、こんな人がいたのかって、こう後々に残るように。もうそんな時代じゃないんだろうけど」
有吉「データで残ってるからね」
マツコ「一応、3枚。3個買います」
有吉「マニアは、聴く用と、保存用と、観賞用とかね」
お気に入りのCDやDVDを複数買いした経験がある?
19.6%
マツコ「でも、そんな人本当に限られてるわよ、大体一個よ、でもまぁわからなくはないですよ」
万が一に備え日用品はストックする派?しない派?
有吉「ティッシュとかは?」
マツコ「すっげー買う!」
有吉「俺はもうダメなんだよなー」
マツコ「なくなった時に、ストックがないのって本当にいやじゃない?あれを味わいたくないの」
有吉「すげーわかる」
マツコ「ティッシュ、トイレットペーパーは、5個入りと、12ロール入りあるじゃない?あれが常に3つある。
洗剤とか、漂白剤とか、柔軟剤も3本ずつくらいある。
歯磨き粉とかシャンプーとかも3個はあるなー。
カビ取りのスプレーとか、つまり防止用のやつとかは、7、8本ずつある。」
有吉「すごいね、暴動の時一番に狙われる」
マツコ「あれ、同じフロアの人にならあげるよ?」
有吉「今まさに家のトイレットペーパーがその状態、あと1ロール」
マツコ「どうする?毎回一個ずつ持ってこようか?」
有吉「配給じゃないんだから!」
マツコ「こわくない?!」
有吉「めちゃめちゃこわいけどね」
マツコ「ウンコして、(紙が)無かった時、こわくない?!」
有吉「こわいけどね、最終的にこれ(お尻にパンツがつかないように手でひっぱる)で行っちゃえばいいや」
マツコ「わかる、わかる」
有吉「面倒なんだよね、ネットとかで買えばいいのよね、まとめてね、だけど俺、スーパーとか薬局で仕事の帰りとかに買うからさー、こうやって(スーパーの袋を両手に下げている)のが恥ずかしいの、もう42歳」
マツコ「あたしそれだよ、ヒモでくくってもらう時あるもん、ティッシュペーパーの箱がヒモでくくってあるから、鳥の羽みたいになる」
マツコ「たぶん、あたしちょっとそういうとこ病的だと思う。
消耗品は、棚を開けた時に、常に何個かないとだめなのよね。
今は電子タバコだけど、昔タバコ吸ってた時はタバコ屋みたいだったもん、クローゼットをあけた1個分の棚がきれいにタバコでビッチリなんだけど、不安だった。
一個減ったら、古いのから順につきあげて、補充していくっていうのが楽しい。」
有吉「買わないでしょ?CDとかは」
青山アナ「洋服は、好きな形だったら色違いで買ってりすることも、靴とかも・・・」
有吉「貧乏性なのかなー、なんか転がり込んでくるんじゃないかなーって思うわけ、なくても」
マツコ「いやいや、なかなか柔軟剤が転がり込んでくることなんかないですよ、家に」
有吉「ちょうどティッシュ無い時に、福引ポンっ!(はずれてもテッシュがもらえる)、買わなくてよかったでしょっていう」
マツコ「でも、これだけ(ポケットティッシュ)でしょ?」」
有吉「ダメだなー」
マツコ「一個くらいない?ビールは?」
有吉「あれば飲んじゃうからねー」
マツコ「どっちが面倒くさがり屋なんだろうね?買うの面倒くさいって言ってもう無くなったわーっていうのか、それが面倒くさいって言っていっぺんに買い物を済ませちゃうか」
マツコ「あたし、買い物嫌いなの、とにかく買い物大っ嫌いだから、イオンとか行った時に殺人的な量買ってくる、一人で車に運べないもん、レジの人に『置いといていただけます』って、何往復かして、駐車場から家までも何往復もして運ぶもん」
有吉「オイルショック?」
マツコ、有吉「一人オイルショック!」
新品のストックがあるのに、古いパンツは捨てられない?
有吉「安い靴下とかTシャツとかあるじゃん、3枚セットとか5枚セットとか、あれ買うでしょ?黒5枚、雑に履けばいいじゃん?安いんだし、けっこう新品だから大事にしちゃってさ、今履いてるやつをさ、まださらに酷使してさ、こいつ安くて吐き捨ててもいいよくらいなやつなのに、もう貴重なものになってる」
マツコ「あたし、まさにそれ、流石にそこまでしなくてもいいだろうって自分で自分を責めたんだけど・・・、パンツに穴あいた」
マツコ「穴あけちゃだめよ、洗濯する時泣きそうになったもん」
マツコ「パンツの身になったのよ、毎日私に履かれてるんだよパンツ、一個ズレたらもっと幸せなパンツの人生があったわけじゃない?休ませてあげないとダメよパンツも、毎日毎日さ・・・」
マツコ「3枚のパンツを1回まんべんなく使おうと思ったことがあるのよ、あれもねパニックになってくる、色がおんなじだから順番がわかんなくなってくるのよ。
ちょっとずつ毛玉の付き方に差が出始めると、あたしの順番が間違ってたんじゃないかって思ってイライラしてくる。
あれね、色違いじゃきゃダメよ、黒、白、グレー」
有吉「白は、汚れが目立つ時あるしねー」
マツコ「じゃあ、黒、グレー、紺」
有吉「黒、グレー、紺だとね、自分の中で優劣が出てくるのよ、そうすると誰か大事にされるヤツが現れるのよ」
マツコ「わかるよ?」
有吉「自分の中で勝手に勝負パンツになっちゃうのよ」
マツコ「もういいよ!でも、絶対みんなそうだよねー」