糖類0 と 糖質0 と 無糖
ビールやコーヒーなどの飲み物に、よく「糖類0」「糖質0」「無糖」という表記を見かけます。
飲み物以外にも、私たちが口にする多くの食べ物には、この3つの言葉がよく使われています。
もし、ダイエットしたい場合はどれを選べばいいでしょうか?
林先生の説明
「炭水化物」がまずあって、その中に「糖質」が含まれます。
そこで、「糖質」と「糖類」の違いが分かれば、「糖質0」と「糖類0」の違いも分かるということになります。
「糖類」というのは基本的に「単糖類(ブドウ糖 など)」「二糖類(ショ糖、乳糖 など)」
「糖類」ではないけども、「糖質」のものは、「多糖類、糖アルコール など」。
「糖質0」という場合は、糖類を含め糖質全部が入っていないということ。
「糖類0」という場合は、糖類はないけども、「多糖類、糖アルコール など」が入っている可能性がありますよということ。
「無糖」は基本的に「糖類0」と同じです。
ダイエット中は、一つの指標として「糖質0」を選ぶとよいです。
糖類0や無糖でも、「人工甘味料」や「糖アルコール」などを含んでいる場合がある。
いずれも100mlあたり、糖分が0.5g以下であれば、「ゼロ」の表示が可能です。全く糖分が入っていないということにはならないので、注意が必要です。