引退後に殺処分される競走馬の割合はなんと「99%」だそうです。
船橋さん「(競走馬は)4歳でも5歳でも勝てないとなると、もう行き場がないんですよね。競走馬としてはもう飼育しておくことはできないので、基本的にはお肉になっちゃうという・・・。」
そう語るのは、企業組合 八幡平地熱活用プロジェクト 理事長 の 船橋さん。
馬に少しでも長く生きてほしいと考えたもの、それは、競走馬から「堆肥」。
引退した馬の牧場を作ったのは、岩手県の温泉地八幡平。
この温泉の地熱を使って、馬糞とワラやおがくずを発酵させ、堆肥を作っています。
この堆肥を利用して、有機栽培を行っており、競走馬の引退後の生活を守っています。
競走馬って命がけで走って戦っているんですね。