団地の住人の高齢化が深刻な問題となっています。
そんな団地を救おうと動き始めたのがコンビニです。
普通のコンビニとは違う、団地に特化したお店とは?
東京都東村山市にあるグリーンタウン美住一番街。1958年に建てられた団地をURが改築し管理しています。
賃貸物件945戸のうち65歳以上の高齢者世帯が約4割。
そんな高齢者たちが日々の生活の中で一番不自由に感じるのが「買い物」だといいます。
自宅近くにスーパーなどはあるものの重たいものは運べないといいます。
そして今日(2017/04/21)、団地の敷地内にセブンイレブンがオープンしました。
その特長は、トイレットペーパー(12ロール)があったり、雑誌も健康に関するものが多かったり、野菜のコーナーを大きくとってあり種類も豊富です。
購入した商品は、団地内なら1日2回まで無料配送(500円以上)するサービスも行っています。
実はこちらの店舗は、団地の管理を行うURのグループ会社がオーナーです。
そのため、電球交換や粗大込みの搬出などのサービスをコンビニ窓口で申し込めます。
専用のゴミ袋や粗大ごみシールの販売など、市区町村でやっているサービスを団地というさらに小規模な形でやっているように見えますね。
高齢者が少しだけ散歩するという点では、これくらいミニマムな規模感がいいのかもしれません。