東京工業大学の小池教授が「ボール目線カメラ」というものを開発したそうです。
↓こちらは、カメラを内蔵したボールです。
ボールを転がしたり、投げたりしても、ボールからの映像が見られるというものです。
ボールを投げた時に撮った映像をそのまま見てみると、回転が速すぎてよく見えません。
しかし、映像に画像処理を加えると、真っ直ぐ投げているように見えました。
実はボールの中には、360度撮影できるカメラが2台入っています。
ボールを回転させても、もう一台のカメラも使用して表裏の両側で360度撮影できるようにしています。
これを単純に再生すると、ワケのわからない映像になりますが、画像処理を行ってズレを修正することで直進映像になります。
1秒間に30枚の画像を修正して、最終的に全部の画像をまとめて1つの映像にしています。
例えば水球でこのボールを使用すると、ボールのカメラからは↓こちらのように見えます。
このボールを2019年のラグビーワールドカップのエキシビジョンマッチで使用することを目指しているということです。